ファッションの楽しさが伝わってくるような、ダイアナ元妃のスタイル。ロイヤルらしいノーブルさや品のよさは保ちながらも、冒険心を忘れない装いは今みても新鮮! ファンのみならず、世界じゅうの感度の高い人たちにファッションの高揚感を伝え、今もなお変わらず愛されています。
そこで、永遠のイットガールであるダイアナ元妃のスタイルにクローズアップ。本記事では先シーズンから引き続き人気の「レッド」を効かせた装いを紐解いていきましょう。
■1:ロマンティックなブラウス&花柄をレッドでスタイリッシュに引き締めて
1985年6月30日、サイレンセスター・パーク・ポロクラブでのポロ試合に出席した際のスナップです。フローラルプリントのペンシルスカートの柄からレッドをピックアップし。肩掛けニット、ベルト、シューズにリンクさせて、鮮やかなアクセントを加えています。白のブラウスはふんわりとした袖がフェミニン。ブラックなどダークな締め色を使わずとも、十分キリッとメリハリが効いて、なおかつ華やかな印象に仕上げています。
■2:レッドでエッジーさをひと匙!好感度抜群なホワイトワントーン
1983年12月14日、イギリス・ロンドンの自宅・ケンジントン宮殿の庭にて。クリームトーンのオフタートルのニットに、同じトーンのプリーツスカートのコーディネートです。まろやかで優しげなホワイトワントーンは今も人気の高いスタイリング。ロングニットにはレッドのベルトをあしらって引き締め、間伸びするのを防いでいます。足元もレッドのロングブーツを選び、ベルトと色を揃えて。レッドの色味がバーガンディよりの落ち着いたトーンなので、シックなムードにまとまっています。リングはキャサリン皇太子妃が譲り受けたサファイアですね!
■3:ニュートラルコーデに小物でレッドを効かせて華やぎ感をプラス
1985年2月19日、イギリスのダービーを訪問。キャロライン・チャールズがデザインしたキャメルコートとお揃いのハットを着用しています。小物もブラウンなど同系色でまとめてもいいですが、ダイアナ元妃が選んだのはレッド。華やかでフェミニンな色味が、なじみカラーのコートルックを個性的に演出。パッフィーな袖やインナーのボウタイで甘めなルックに、ブーツのポインテッドトゥが辛口な切れ味を添えています。
ダイアナ元妃の「レッド」スタイルをご紹介しました。なかなか大きな面積では取り入れにくいボールドな色味を、差し色として自在に取り入れているセンスが新鮮ですよね。注目度の高い旬色、ぜひ今こそ取り入れてみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子