鮨は、美しくて、エレガント。雑誌『Precious』9月号の別冊付録では【やっぱり「鮨」が好き!】と題して、日本人のソウルフード・鮨を特集。北陸をはじめとする日本各地の名店から、注目の新潮流店まで、「おいしい鮨」をたっぷりとご紹介します。
ここでは、新店を中心に、今、東京で行きたい鮨店を、フードライターの森脇慶子さんに教えてもらいました。食べる人をラグジュアリーへと誘う名店揃いです。
今回はその中から、ブルガリ ホテル 東京「Sushi Hōseki - Kenji Gyoten」をご紹介します。
Sushi Hoseki - Kenji Gyoten|ブルガリの宝石を思わせる妥協のない、鮨のエレガンス
つけ台に置かれた瞬間、艶やかなマグロのヅケが静かにシャリに寄り添う。色、ツヤ、形、全方位で美しく繊細な鮨は、まさに宝石のようで見惚れる。
「ブルガリ ホテル 東京」の40階にある天空の鮨店は、世界から注目を集める福岡のミシュラン三ツ星店「鮨 行天」の行天健二さんが監修。その薫陶を受けた清水拓郎さんの鮨は、ネタやシャリ玉に触れすぎず、包み込むように握ることでシャリはふわりと空気をはらみ、こんもりとした独特なフォルムに。
その形はまるで、“ブルガリ”のジュエリーのよう。握りの合間のつまみは、最初に季節の野菜を生かしたひと品が供されるのもうれしい。天井高7mある店内は開放感があり、窓から石庭を臨むモダンな空間。最上級の食材、職人の技が生む鮨の名品に、五感が喜びで満たされる。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※掲載の情報は、2024年7月のものです。メニューは季節によって変わります。価格が変わる場合もあります。
【DATA】
問い合わせ先
- 「Sushi Hoseki - Kenji Gyoten」
- おまかせは昼¥32,000、夜¥45,000。カウンター8席。要予約
- 時間/12:00(火・金・土曜のみ)、18:00、20:30からの一斉スタート
定休日/水・日曜 - TEL:03-6262-6624
- 住所/東京都中央区八重洲2-2-1 ブルガリ ホテル 東京 40F
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- PHOTO :
- 合田昌弘
- COOPERATION :
- 森脇慶子
- EDIT&WRITING :
- 松田亜子、木村 晶(Precious)