存在感のあるデザインや形のブーツは、薄着な夏コーディネートのアクセントになりモダンさを演出することができます。ご紹介する3人は、ミニからミドル丈のスカートにロングブーツを合わせていました。

■1:ヴァレンティナ・フェレーラは…黒×濃紺の配色にワークブーツを加えてスカートスタイルを格好よく

コンパクトな形のTシャツとIラインスカートですっきり見せ。
コンパクトな形のTシャツとIラインスカートですっきり見せ。

2024年7月下旬、NYの街中でキャッチされた、ウェルネスブランド「KAPOWDER」を手掛けるインフルエンサーのヴァレンティナ・フェレーラ。Tシャツとデニムスカートの夏カジュアルも、黒と濃紺という落ち着いた色合わせなら端境期にぴったり。そこに黒レザーのベルトとロングワークブーツを加え、重厚感を授けると秋らしさを共存させることに成功します。大胆なフロントスリットスカートでキレの良さをアピールすると好バランス。

■2:ソニア・ライソンは…台形スカート×筒太ブーツで下半身にモードなボリュームをもたせる

グレー、黒、ダークブラウンのシックな配色に、ごく淡いピンクのバッグを差してメリハリを。
グレー、黒、ダークブラウンのシックな配色に、ごく淡いピンクのバッグを差してメリハリを。

2024年8月7日、インフルエンサーのソニア・ライソンをコペンハーゲン ファッションウィーク開催中にキャッチ。膝丈の黒台形スカートに、筒幅にゆとりのあるロングブーツを合わせ、下半身にボリュームを持たせてモダンさを演出しました。ブーツはスカートと同じ黒ではなく、ビターなブラウンを選んで秋らしさを感じさせて。ジレを合わせて腕をすっきり露出すれば、残暑ならではのコーディネートが完成します。

■3:アンナ・ウィンターは…涼感もクリアする、シアー素材のロングブーツを主役に

黒とブラウンの落ち着いた配色がシックなムードに貢献。
黒とブラウンの落ち着いた配色がシックなムードに貢献。

2024年8月7日、同じくコペンハーゲン ファッションウィークにて、デジタルクリエイターのアンナ・ウィンターをスナップ。黒で繋いだトップスとボトムスは、ノースリーブニットとフラワーモチーフのミニスカートを合わせて立体感を獲得。足元にはレザーパイピングが施されたロングシアーブーツを投入し、モードを香らせました。シアー素材の繊細さがフェミニンを両立してくれ、エレガンスも漂っています。


まだ暑いけれど秋らしさが欲しい、そんなときにおすすめな「ブーツ」を使ったコーディネートをお届けしました。スカートと合わせ、辛口フェミニンな着こなしを楽しんでみてくださいね。

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香