ファッションの楽しさが伝わってくるような、ダイアナ元妃のスタイル。ロイヤルらしいノーブルさや品のよさは保ちながらも、冒険心を忘れない装いは今みても新鮮! ファンのみならず、世界じゅうの感度の高い人たちにファッションの高揚感を伝え、今もなお変わらず愛されています。

そこで、永遠のイットガールであるダイアナ元妃のスタイルにクローズアップ。本記事では抜け感ある軽やかさが今っぽい「スポーティシック」な装いを紐解いていきましょう。

■1:こなれ感抜群!ジャケット×キャップの組み合わせ

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ミドル丈のブーツでロングより軽やかに。

ガーズポロクラブにて。フロントに赤のバルーンが描かれたスウェットにデニム、のカジュアルな組み合わせにテーラードジャケットを羽織ったスタイルです。ジャケットがグッと装いのフォーマル感を高める一方、キャップがスポーティさを加えてハズし役に。デニムはブーツインですっきりとした足元を演出。煌めくフープイヤリングが洗練さを添えています。

■2:赤×レザーが視線を奪う!ステイトメントなイヤリングでカジュアルにエレガンスをプラス

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足元はフリンジ付きのウエスタンなミドルブーツ。

1992年4月、ハリー王子をロンドン・ノッティングヒルにあるウェザビー・スクールへ送っていった際の一枚です。バックポケットにあしらわれたラインストーンのアクセントが目を引くデニムに、赤の身頃とブラックレザーの袖の、メリハリ配色が印象的なジャンパーのスタイリング。耳元の目を引く大ぶりなフープイヤリングがショートヘアに映えてフェミニンなアクセントとなり、全身の洗練性を高めています。毎日の送迎のシーンでもちゃんとオシャレなのはさすがですね!

■3:タイトスカート×スタジャン!ゴールドのトッピングでシックにまとめて

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ウィリアム王子(左)は友人とともに、ダイアナ元妃とスクールを後に。

1991年1月、スクールにハリー王子を送り届けた際のスナップ。フィラデルフィア・イーグルスのグリーンのスタジアムジャケットを膝上丈のタイトスカートにコーディネートしています。一見チグハグなようで、全身を見ると特徴的なベルトのバックルと存在感あるイヤリングのゴールドの輝き&曲線がリンクしてしっくり。着こなしを大人のムードに仕上げています。


ダイアナ元妃の「スポーティシック」なスタイルをご紹介しました。きちんと感と”ハズし”が大人にちょうどいいバランスの着こなし。アクティブなイベントや休日スタイルの参考にぜひしてみてくださいね。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子