1987年にメゾン初の本格ウォッチとして誕生して以来、「シャネル」を代表するアイコンとして輝き続ける“プルミエール”。香水『シャネル N°5』のボトルストッパーや、パリのヴァンドーム広場の八角形からインスパイアされた独特なケースフォルムに、艶やかなブラックラッカーダイヤル。そしてブラックレザーを編み込んだゴールドのチェーンブレスレットがエレガントに響き合うこの永遠の名品から、「腕時計」の既成概念を華麗に覆す限定モデルが登場しました!
“プルミエール エディション オリジナル”を大胆に再解釈!
春と秋、年に2回大きな新作発表シーズンがやってくる時計界。今秋も多くのラグジュアリーメゾンで新作ウォッチのリリースが予定されていますが、鮮やかにその先陣を切ったのは「シャネル」です。先にも、イヤホンを備えたロングネックレス ウォッチ“プルミエール サウンド”をご紹介しましたが、同じ“プルミエール”コレクションから、また異なるアプローチで時計をファッショナブルに昇華させた2つの新作がデビューしました。
デザインの核となっているのは、1987年に誕生し、2022年に復刻を果たした“プルミエール エディション オリジナル”。
創業以来、モード界で数々のセンセーションを巻き起こしてきた「シャネル」ですが、“プルミエール”というタイムピースの誕生は、ウォッチ&ジュエリー界にも大きな衝撃をもたらしました。
当時はまだ、「時刻を知るための道具」であったメンズウォッチの、サイズを小さくしただけのレディスウォッチが多かった時代。最初から「女性のための」エレガントなウォッチメイキングを試みた「シャネル」は“プルミエール”で大成功を収め、後のラグジュアリーウォッチ界に多大な影響を与えたのです。
「シャネル」の美学が随所に宿る、個性豊かなタイムピースがここに!
インデックスさえ省き、究極のシンプリシティを表現したダイヤル、そしてチェーンブレスレットといった意匠の全てにメゾンの美学が映し出されている“プルミエール エディション オリジナル”。その名品を大胆に再解釈した限定ウォッチは、ネックレスウォッチとカフ型ウォッチの2モデルで展開されています。
■1:ネックレスとベルトの2役を演じる“プルミエール ソートワール ベルト”
モデル名にある「ソートワール」とは、ロングネックレスのこと。チェーンの長さを調節することによってベルトとしても、とびきりモードに楽しめるタイムピースに! ケースの下部にあしらわれたタッセルが表情豊かに揺れ、コーディネートを彩ります。
■2:グラマラスに手元を彩る“プルミエール カフ”
ブラックレザーを編み込んだチェーンが幾重にも連なるカフ型ブレスレットは、幅36mmというグラマラスなボリューム。独創的なケースとブレスレットの華やかなコントラストが、手元で至高の存在感を発揮して。
かつては「伝統」という大義のもと、生粋のマニュファクチュールやジュエラー至上主義だったウォッチ&ジュエリー界。そこに風穴を開け、より華やかに、ファッショナブルに、「名品」としてのステイタスを築き上げてきた“プルミエール”。現在では、その誕生時のセンセーションを知らない若い世代からも憧憬を集める存在に。エレガントに進化を続ける“プルミエール”は、これからも美の名品伝説を紡ぎ続けていきます。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- TEXT :
- 岡村佳代さん 時計&ジュエリージャーナリスト