「要津」ってなんと読む?「ようつ」ではありませんよ!
明日・9月13日は、警視庁が要人警護のスペシャリスト集団「セキュリティーポリス(SP)」を創設した日です。SPとは、スーツの襟に「SP」とデザインされたバッジをつけた警視庁警備部警護課所属の警察官を言います。1975(昭和50)年のこの日「セキュリティー・ポリス(SP)」が動き出したことにより、要人警護はそれ以前の「目立たない警護」から「目立つ警護」へと転換しました。本日は「要」「警」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「要津」ってなんと読む?
「要津」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「交通・商業上の重要な港」を言う言葉です。
<使用例>
「となり町に要津があるので、この地域も昔から、その恩恵で発展しました」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 要津(ようしん) です。
つい「津(つ)」と読みそうですが、「津(シン)」も高等学校で学習する程度の常用漢字の読み方です。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「警鐘」ってなんと読む?
「警鐘」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「火災・洪水などの警戒をうながすために鳴らす鐘」「危険を予告し、警戒をうながすもの。警告」です。
<使用例>
「この映画のテーマは、現代社会への警鐘ではないかしら?」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 警鐘(けいしょう) です。
「警鐘(けいしょう)」という熟語、「警笛(けいてき)」と混同してしまったり、「鐘」の漢字のつくりに気を取られて「けいどう」と読んでしまうなどの例があるようです。正しくは「警鐘(けいしょう)」ですので、お間違えのないように。
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本日は、9月13日、SPが設立された日にちなんで、「要」「警」という字の入った日本語から、
・要津(ようしん)
・警鐘(けいしょう)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/JIJI.COMホームページ(時事通信社)/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱