ホスピタリティーを格付けする世界有数のトラベルガイド「フォーブス・トラベルガイド」のホテル部門で5つ星を獲得するなど、国内外からの注目度が高いラグジュアリーホテル「オークラ東京(The Okura Tokyo)」。
館内にはスイートルーム17室を含む508室の客室や、19の宴会場、オークラ フィットネス&スパなどを兼ね備え、多くのゲストのニーズに応えています。
そんなオークラ東京の館内各施設ではホリデーシーズンに向けて、さまざまなメニューやサービスの提供が行われ、クリスマス気分を盛り上げます。2024年11月26日(火)からはメインロビーに、高さ4.5mの本物の巨大なもみの木が今年もお目見えするなど、館内装飾も華やかに。
その中でも今回は、オークラ東京の「クリスマスケーキ」に注目。2024年10月1日(火)より、新作2種類を含む5種類のケーキが「デリカテッセン シェフズガーデン」にて予約開始となります。
Precious.jpライターもひと足早く、5種類のクリスマスケーキを試食させていただきました。実食レポートを交えながら、それぞれのケーキを詳しくご紹介します。
新作から伝統のひと品まで!「オークラ東京」のクリスマスケーキ5種類
■1:奈良のいちご「古都華」を使った「ラヴィアン・ネージュ」
今年のオークラ東京のクリスマスケーキのテーマは「素材の魅力を感じる、贅沢なひととき」。ホテルのパティスリー部門を牽引するシェフパティシエの青森昌之氏による、趣向を凝らした新作ケーキが登場します。
新商品「ラヴィアン・ネージュ」は、大粒のいちごがたっぷりとあしらわれたショートケーキです。新雪のようにふんわりとした生クリームは、北海道産と九州産の生クリームをブレンドしたもの。口どけも軽く、さっぱりとした味わいが魅力です。
ケーキを飾るいちごは、奈良県産の「古都華」を使用。味わいが濃く香り高いいちごで、粒の大きさや色合いもポイント。シェフこだわりのセレクトです。
ケーキの中には、古都華と国産小麦を使ったスポンジが贅沢に3層に重ねられています。内側に挟まれているクリームは、生クリームとカスタードクリームがブレンドされており、深いコクや濃厚さを感じられます。
サンドされたいちごも厚めにスライスしてあるので、いちごの甘みや酸味、みずみずしさも存分に楽しめます。まさに「ショートケーキの王様」のようなひと品です。
■2:多彩な味わいが楽しめるモンブラン「フランスに包まれて~emballé en France~」
もうひとつの新商品は、フランス産の栗を使用したモンブラン「フランスに包まれて~emballé en France~」です。6~8名用の大きなモンブランはインパクトも抜群です。
表面を覆うペーストにはフランス産の蒸し栗を使用。あえてつなぎを使うことなく、砂糖を極力控え、素材本来の素朴な味わいを引き出しているそう。シンプルで繊細な栗の甘みが楽しめます。
蒸し栗のペーストの下には、ラム酒が香るマロンのペーストを重ねて2層仕立てに。さらにその内側は、味わいや食感の異なる素材が幾重にも重なって隠れています。
フランス産のマロングラッセに、フランス産のハイカカオチョコレートクリーム、サクサクとしたヘーゼルナッツのメレンゲ。メレンゲのまわりにはビターチョコレートがコーティングされています。さらに、なめらかな口どけのマロンババロアに、もみの木のはちみつを使ったクリームブリュレと、多彩な味わいが広がるひと品です。
モンブランのまわりには華やかなナッツを添えて。ちなみに「ラヴィアン・ネージュ」と「フランスに包まれて~emballé en France~」のケーキの台座は「舞台」をイメージしたチョコレートでできており、こちらももちろんおいしくいただけます。
まったりとした味わいの栗と、ヘーゼルナッツの香りや味わい、ビターチョコレートのほろ苦さなど、さまざまな味わいが絶妙に混じり合った、贅沢な味わいのモンブランでした。
■3:昨年好評を博した逸品「シェフのスペシャリテ~La Fusion~」
昨年新発売して大好評を博したケーキ「シェフのスペシャリテ~La Fusion~」が今年も登場します。艶やかな深い赤色のケーキは装飾も芸術的です。
日本の和をイメージしたスペシャリテは、希少なベネズエラ産のクリオロ種のカカオを低温ローストしたくちどけのよいチョコレートがベースとなっています。
使用されている厳選素材もユニーク。日本遺産認定茶園を持つ「丸利 吉田銘茶園」の抹茶を使用したクレームブリュレや、玉露ほうじ茶のシロップに漬けたスポンジ、香り高く酸味が強い徳島県産の木頭柚子のコンフィチュールなど随所に和を感じられる味わいです。
洋と和がまさに“融合”したかのような逸品で、さまざまな味わいが混ざり合うことで生み出されるハーモニーが最高でした。
■4:オークラ伝統のお味を楽しめる「クリスマスショートケーキ」
万人に愛されるクリスマスの定番「クリスマスショートケーキ」。オークラ東京のショートケーキは、昔からのレシピを変えず、忠実に継承し続けているオークラ伝統のお味です。
ふわっとしたスポンジケーキと、軽い口当たりの食感の生クリームの相性はもちろん抜群。どこかホッとするような懐かしい味わいは、老若男女問わずおいしくいただけますよ。
■5:30年以上前から伝わる「ブッシュ・ド・ノエル ル・ファゴ」
30年以上前から伝わるオークラ東京のレシピで作られるブッシュ・ド・ノエル「ブッシュ・ド・ノエル ル・ファゴ」。しっとりとしたスポンジ生地には、ヘーゼルナッツとアーモンドを使ったプラリネと合わせた、風味豊かなバタークリームが巻き込まれています。
シナモンが上品に香るブッシュ・ド・ノエル。プラリネのザクザクとした食感がアクセントになっています。ふんわりと口どけもよく、長年愛されてきたクラシカルなお味に納得です。
シュトーレンの販売やクリスマスメニューの提供も
そのほかオークラ東京では、ホリデーシーズン限定の商品を多数発売。例えば、人気のシュトーレンは、今年は新作「りんごとメープルのシュトーレン」を含めた3種類を発売。クリスマスの伝統ブレッドとして人気の「パネトーネ」(直径10cm×高さ14cm ¥1,500)にも注目です。
「りんごとメープルのシュトーレン」には、さわやかな風味の辛口シードルとアマレットにしっかりと漬け込んだドライりんごを使用。メープルシロップは生地に練り込むだけでなく、メープルブラウニーを加えることで、より香りと甘みを感じられるひと品になっています。
りんごのジューシーな果実味と、しっとりとした食感、メープルの甘みとコク深さが、たまらなくおいしいひと品。りんごは皮つきのアーモンドを纏っており、ナッツの風味もしっかりと楽しめます。
また、館内各レストランでホリデーシーズン限定の特別メニューが提供されたり、クリスマス限定の宿泊プランが提供されたりするなど、オークラ東京では、華やかなメニューやプランが揃います。ぜひお気に入りのスタイルで、オークラ東京のクリスマスをお楽しみください。
2024年のクリスマスケーキは、いずれも2024年10月1日(火)より「デリカテッセン シェフズガーデン」にて予約開始。予約は受け取り希望日の5日前まで。受け取り期間は、2024年12月21日(土)~12月25日(水)です。受け取り日・時間により、受け取り場所が異なるためご注意ください。
また、シュトーレン各種は11月1日(金)から、パネトーネは12月1日(日)から発売開始です。こちらは当日分の用意もありますが、ご予約がおすすめです。
ホリデーシーズンを盛り上げる華やかなオークラ東京のクリスマスケーキ。どれも上品な味わいで、大変おいしくいただきました。
まさに今年のテーマである「素材の魅力を感じる、贅沢なひととき」そのままに、それぞれのケーキの素材の魅力を存分に味わいながら、いつものクリスマスとはひと味違った贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
※12月21日(土)12:00~20:00はデリカテッセン シェフズガーデンでの受け取り、12月22日(日)~12月25日(水)は、12:00~19:00はオークラ プレステージタワー1階 特設会場にて、19:00~20:00はデリカテッセン シェフズガーデンでの受け取りです。
問い合わせ先
- オークラ東京「デリカテッセン シェフズガーデン」
- 営業時間/10:00~20:00
- 予約受付時間/10:00~18:00
- TEL:03-3505-6072
- 住所/東京都港区虎ノ門2-10-4
関連記事
- 「マンダリン オリエンタル 東京」の2024クリスマスケーキ|プレゼントやツリーなどがモチーフに!【実食レポート】
- 帝国ホテル 東京の「インペリアルクリスマス 2024」ロビー装花のバラをイメージしたショートケーキも!
- 「ホテル椿山荘東京」の極上クリスマスケーキ実食レビュー|贅沢を極めた王道ショートケーキが今年も登場!
- TEXT :
- 伊東ししゃも 編集者・ライター
Twitter へのリンク
- EDIT :
- 小林麻美