齋藤 薫さんの好評連載『官能コスメ』の第11回は、『まつげの毛先に宿る女らしさ』がテーマ。
女の打算、媚び、そして
恋愛映画の金字塔『卒業』という映画を覚えているだろうか? 映画自体見たことはなくても、教会で花嫁の名を叫ぶ男と、
あの映画でもうひとつ、極めて重要な場面がある。
長いまつげは、どこまでも女のものである。男の顔には要らない。それが証拠に、ミッキーマウスとミニーマウスの違いは、
特に大切なのは、長いまつげの毛先
まつげの長さは、女としての強い自己主張になり、その毛先が繊細に上を向いているさまは、女のたおやかさを物語る。見上げる目のまつげの先は、女の煌きを生むのに、伏せた目のまつげの先は、戸惑いを宿す。女の打算も、媚びも、艶めかしさも、優しさも、まつげの毛先が、繊細に語りだすのである。
そして何より、自分を鏡に映した時、まつげの先が見えること、
しかも、毛先はあくまで繊細でなければだめ。つまり、
言うまでもなく、つけまつげやエクステなら、
長く濃くなるマスカラは、今やこの世にたくさんある。
そういう意味で「力強いのに繊細」という、
そしてもちろん、
手先の繊細さをつくるのは、文字通りとても細かい仕事。
ロート製薬のエイジングケアライン、エピステームの大ヒットまつげ美容液で豊かなまつげを期待!
まつげ美容液がひとつのブームになって数年、結局どれがいちばん効果があるのか、ともかくそれを知りたいわけだけれど、一度必ず試してみてほしいのが、目薬のトップメーカー、ロート製薬のエイジングケアライン、エピステームがつくったまつげ美容液。
既に大ヒットとなった一作目の進化版がコレ。製薬会社の開発だけに、医療用のまつげ育毛剤がベースになっている。"まつげ力"とも言うべき機能の低下に着目して、まつげが本当にまばらで短い人でも、豊かなまつげが期待できる、ちょっと別格の一本。
今いちばん売れている実力派マスカラで、もっと長く、そして目を大きく見せる!
既に日本一売れているマスカラとして名高いフローフシのマスカラは、一本一本がしっかりとした存在感を持つのにボテつかない、長く長く繊細な毛先が生まれることで評判。
しかもこのフローフシ、エンドミネラルという独自成分の効果で、マスカラなのに半径20センチにマイナスイオンを発生させて血行を高め、まぶたのむくみを取り去り、目をパッチリさせるという二次的効果も。目元全体がスッキリするから、「正面から見て毛先が見える」という仕上がりの理想が、誰にでも難なく叶えられるのだ。
長く繊細な毛先をつくる、ランコムの名品マスカラ「グランディオーズ」
まつげの仕上がりは、マスカラ液もさることながら、ブラシが大きく左右する事は誰もが知っている。と同時に、やはり「どう塗るか」で仕上がりが大きく変わることが、このマスカラではっきり証明された。
ランコムのグランディオーズは、ご覧のとおり白鳥の首のようなカーブをつけているが、これが見事に塗りやすい。どんなに慣れてない人でも、すべてのまつげをすくいあげることができる仕組みになっているのだ。上手に塗れるから、毛先の一本一本が美しく伸びていく。それはもう不思議なくらい。
そして、この春デビューのウォータープルーフタイプはさらに毛先が繊細に伸びると評判。ぜひとも試してみてほしい。もっともっと長くなる、という意味がわかるはずだから。
問い合わせ先
- エピステームコール TEL:03-5442-6008
- フローフシ TEL:03-3584-2624
- ランコム TEL:03-6911-8151
- TEXT :
- 齋藤 薫さん 美容ジャーナリスト
- クレジット :
- 文/齋藤 薫 撮影/戸田嘉昭、宗高聡子(パイルドライバー) 構成/渋谷香菜子