上品な着こなしで大人気の英国・キャサリン皇太子妃。その義母であるダイアナ元妃は高揚感あるトレンドも楽しんでいた印象です。さらに義理の妹、メーガン妃はミニマルで程よくトレンドを取り入れたコーディネートがお気に入り。今回はそれぞれ個性的な3人の「ジャケット」リピートコーデをピックアップ。暑かったり涼しかったり、毎日の服装に迷いがちなこの時期に便利なジャケットを、三者三様に着回した装いをご覧ください。

キャサリン皇太子妃は…プチプラブランドを愛用!インパクトカラーの華やかジャケット

■1:メリハリの効いた配色が視線を奪う!フリルブラウスと型押しのバッグでエレガントに

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「マリア・ブラック」のドロップタイプのパールイヤリングで顔まわりを華やかに演出。

デンマーク・コペンハーゲン大学のコペンハーゲン乳児精神保健プロジェクトを訪問。「ザラ」のツイード&ダブルのジャケットはボクシーなシルエットにゴールドのボタンが目を引くデザイン。存在感あるアイテムを主役に他はモノトーンを選んでドレッシーなコーディネートに。

■2:ベージュニットとクロップド丈パンツでカジュアルダウン

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アップヘアで落ち着いた印象。

イギリスのシッティングボーンで、幼児期に関する自身の「Shaping Us」キャンペーンのセッションに参加。インナーをニットに、パンツは軽快なクロップド丈にスウィッチしたことで、1のコーディネートに比べてフォーマル感が抑えられ、その分親しみやすい印象に。華やかな赤にメリハリのつき過ぎないベージュを合わせることで、柔らかくなじませています。

ダイアナ元妃は…着映え度抜群な美しいミントグリーン!ボクシーなチェックジャケット

■3:ニットとカラーを揃えてアンサンブル風コーデ

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ウィリアム王子(現・皇太子)と。

レッヒでのスキー休暇のため、チューリッヒ空港に到着。ジャケットは大きなショルダーが特徴のボクシーシルエット。ユニセックスな雰囲気のフォルムに視線を奪うミントグリーンが柔らかな印象を授けています。ジャケットのインナーに同色のタートルネックを選んだことでノーブルな統一感と華やかさが生まれています。

■4:ジャケットが際立つブラックをスタイリング

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息子のウィリアム王子&ハリー王子(当時)とともに。

カナダ公式訪問中、ナイアガラの滝へ。この日はインにジャケットの柄ともリンクするブラックのクルーネックを選びジャケットを際立たせた装いに。ボトムはタイトスカートを合わせ、3よりもドレッシーな雰囲気です。

メーガン妃は…カジュアルシックなストライプジャケット

■5:軽やかさときちんと感を両立!クールなモノトーンコーデ

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スリングバックのシューズでフェミニンをひと匙プラス。

オーストラリア・シドニーのザ・パビリオン・レストランでオーストラリア首相主催のレセプションに出席。「L’Agence」のピンストライプのリネンブレザーに、インナーは黒で統一したコーディネートです。タートルネックにスティックパンツのミニマルなアイテムがジャケットの存在感を引き立てて。

■6:デニムとTシャツで爽やかにカジュアルダウン

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パナマハットは「メイドウェル」のもの。

ウィンブルドン・テニス選手権に出席。同じジャケットを襟元が広めに開いたトップスとスキニーデニムでドレスダウン。ポインテッドトゥのパンプスできちんと感をキープしつつも、5に比べてグッと軽快な印象に着こなしています。


キャサリン皇太子妃とダイアナ元妃、メーガン妃の「ジャケット」着回しコーデをご紹介しました。3人とも一枚のジャケットを異なるテイストで見事に着こなしていました。今のシーズンにちょうどいいジャケットスタイル、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子