上品な着こなしで大人気の英国・キャサリン皇太子妃。その義母であるダイアナ元妃は高揚感あるトレンドも楽しんでいる印象です。さらに義理の妹、メーガン妃はミニマルで程よくトレンドを取り入れたコーディネートがお気に入り。今回は3人流「ブラウン」コーデをピックアップ。こっくりと深くリッチな色味を三者三様に取り入れた装いをご覧ください。
キャサリン皇太子妃は…今どきな配色美!「豊潤カラー」×「ブラウン」のロングコート
■1:トレンドカラー「バーガンディ」と「ブラウン」でマチュアなムードを纏って
2024年10月10日、英国サウスポートコミュニティセンターを訪問。化学療法終了後初めてサプライズで公の場に登場しました。バーガンディの「ホイッスルズ」のワンピースに、ブラウンの「アレキサンダー・マックイーン」のコートを羽織っています。コートはノッチドラペルが施され、フロントはダブルブレスト。ミディ丈のワンピースがすっぽり隠れる、足首のすぐ上までの長さです。襟元のリボンは端をコートの外側に出して華やかに。今どき感ある旬色のバーガンディとブラウンは落ち着いたムードが漂いながらも今年らしくフレッシュな配色。「キャサリン・ゾライダ」の葉っぱモチーフのイヤリングが季節感を後押しします。「エミー・ロンドン」のブラウンのクラッチバッグを合わせて洗練された装いを完成。
■2:「ディープレッド」と「ブラウン」で秋冬らしくクラシカルに
イギリスのファルマスにある国立海洋博物館を訪問。「Hobbs London」のロングコートにインナーはタートルネックニットを合わせています。レッドの深い色味がブラウンい寄り添い、華やぎとリッチ感を兼ね備えた配色に。スエードのブーツやベルトはコートよりダークなトーンを選んで、立体感とメリハリを演出しています。
ダイアナ元妃は…「ココアブラウン」×「ライトカラー」で上品なコントラストを
■3:「ペールピンク」と「ブラウン」の柔らかでリラクシーなフェミニン配色
誕生したばかりのユージェニー王女に会いにロンドンにあるポートランド病院へ。 ペールピンクのセーターはオーバーサイズな今どきなシルエット。ブラウンのセンタープリーツ入りのスティックパンツでシャープさを添えています。足元の白&ブラウンのバイカラーフラットがアクセントをプラス。バッグはベージュを選んで、引き締めすぎない軽やかな配色に仕上げています。
■4:「ブラウン」セットアップと「クリーム」ブラウスでエレガンスを加速
英国サンダウンのサンダウンパークレースに出席。「ビル・パシュリー」が手がけたスカートのセットアップを着ています。スタンドカラーのブルゾン風ジャケットは腰までのショート丈で、膝下のミディスカートと合わせても好バランス。インには襟元にフリルがあしらわれたブラウスを合わせて華やぎ感を添えています。赤みが少なく肌馴染みのいいココアブラウンとクリームトーンのブラウスで、ソフトだけれどメリハリのある配色に。足元はダークブラウンのパンプスで引き締めて。
メーガン妃は…洗練配色でシックに着映えて
■5:同系色ワントーンは艶素材で洒落感アップ
イギリス・ロンドンのカナダ・ハウスにて。「マッシモ・デュッティ」のシルクウールのニットに同ブランドのサテンスカートを合わせ、「Reiss」のコートを羽織っています。トフィー、ブラウン、キャメルと同系色をレイヤード。温もりと重厚さのあるマチュアなトーンが品格を演出し、ロイヤルらしいノーブルなスタイルを完成しています。
■6:着映え度抜群の「白・茶・黒」カラーリング
コロンビアのコレジオ・ラ・ヒラルダを訪問。「ロロ・ピアーナ」のジャケットに「マンゴ」のシャツ、黒のクロップドパンツを合わせています。ベーストーンを重ねた、ベーシックだけれど着映え度抜群のエレガントな配色。耳元にはダイアナ元妃のバタフライのイヤリングで輝きを添えています。
キャサリン皇太子妃とダイアナ元妃、メーガン妃の「ブラウン」コーデをご紹介しました。3人とも秋冬らしい深い色味を重くなり過ぎることなく、華やかさと優雅さを漂わせて着こなしていました。今季の気分であるブラウンを軸とした装い、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子