表紙キャラクター大政 絢さんの連載【日本に出逢う、12か月の季節心得「絢ごよみ」~師走~】趣向を凝らした室礼で聖夜の楽しい雰囲気を演出

雑誌『Precious』の連載【日本に出逢う、12か月の季節心得「絢ごよみ」】では、『Precious』表紙キャラクターの大政 絢さんが日本独自の季節感を学ぶべく、「日本雅藝倶楽部」主宰の川邊りえこさんのご指南のもと、繊細な美意識に触れていきます。

今回は、料理好きで友人を招いてのホームパーティをすることもあるという大政さんが、和洋折衷を楽しみながら、ホリデーシーズンにふさわしい室礼(しつらい)に挑戦します。

絢さんが教わったのは … 「日本雅藝倶楽部」主宰 川邊りえこさん
書道家・美術家。「日本雅藝倶楽部」の受講生には、財界人や経営者も多く、その人自身の個性を伸ばしながら、「書」の真髄を伝授。

「クリスマスカラーの色紙に筆でメッセージを書いてランチョンマットに。季節に寄り添う工夫を凝らし室礼の楽しさを実践して」川邊さん

色紙にメッセージを書き、ランチョンマットを作成する大政絢さん
「俯瞰でバランスを見ながら、グラフィカルになるよう試みました」(大政さん)。ニット¥44,000・パンツ¥68,200(マメ クロゴウチ オンラインストア)、ピアス¥605,000・ネックレス¥1,056,000(コロネット〈アントニーニ〉)

大政さん:「料理が好きで、友人を招いてホームパーティをすることも。空間演出も手掛ける川邊先生に、年末にぴったりの華やかなムードづくりのコツを学びたいです」

川邊さん:「私もゲストを招待しておもてなしすることに喜びを覚えます。行事に合わせてテーブルの装飾をすることで、料理を引き立てることはもちろん、四季の移ろいを実感でき、心も満ち足りて。ホリデーシーズンを連想させる赤と緑の色画用紙に金色の墨汁でメッセージを書いてランチョンマットとして代用すると、祝祭の雰囲気が演出できます」

「愛用しているシルバーの器やドライフラワーのリースで聖夜にふさわしいテーブルセッティングを目指しました」大政さん

「日本雅藝倶楽部」主宰の川邊りえこさんに学ぶホリデーシーズンのテーブルセッティングの様子
金色の文字を書いた赤と緑のランチョンマットがオリジナリティを発揮。大政さんが愛用している器やカトラリー、ドライフラワーのリースと合わせて、華やかなテーブルセッティングに。

大政さん:「ダイナミックに文字を書くことは楽しく、創造意欲がかき立てられました。ランチョンマットがカラフルなぶん合わせる器はシックに。私が愛用しているシルバーの器や『セレッティ』のプレートでモダンに引き締め、『FOLK FLOWERS』のリースでテーブルに温もりのある雰囲気を加えました」

川邊さん:「師走は慌ただしい時期ですが、クリスマスの飾りつけをする時間は心が弾みますね。テーブルの上の小さな空間に特別感を演出するだけでも、一年の締めくくりとなり、流れゆく時を身近に意識できるはずです」

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PHOTO :
長谷川 潤
STYLIST :
古田千晶
MODEL :
大政 絢(Precious専属)
COOPERATION :
日本雅藝倶楽部
EDIT&WRITING :
川口夏希、遠藤智子(Precious)