東京・日比谷に位置し、日本の迎賓館として各国の賓客をおもてなししてきた「帝国ホテル 東京」。2025年1月14日(火)まで、本館17F「インペリアルラウンジ アクア」にて、ホリデーシーズンを彩る「Feast Afternoon Tea(フィースト アフタヌーンティー)」を提供しています。

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「Feast Afternoon Tea」平日 ¥9,400、土日祝 ¥9,800(税・サービス料込み)

クリスマスや大晦日、ニューイヤーと続くホリデーシーズンにいただける「祝宴」や「ごちそう」を意味する「Feast」を冠するアフタヌーンティー。

季節ごとの食材を生かし、明治23年の開業以来フランス料理の伝統を培ってきた帝国ホテルならではの、フランスのエッセンスを詰め込んだスイーツやセイボリーが並びます。華やかなアフタヌーンティーの内容をPrecious.jpライターの試食レポートを交えてご紹介します。

ホリデーシーズンにぴったり!帝国ホテル 東京の「Feast Afternoon Tea」

■1:ふわっと溶けるスペシャルデザート「ヌガーグラッセ」&バーテンダーによるオリジナルのウェルカムティー

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「ヌガーグラッセ」

最初に提供されるウェルカムティーは、バーテンダーによるオリジナルティー。チョコレートティーにシナモンとジンジャーのシロップが合わせられており、優しい香りと甘みを楽しむことができました。

別皿で登場するスペシャルデザートはフランスの伝統的なスイーツ「ヌガーグラッセ」。ふわっと軽いメレンゲに、柔らかなはちみつの甘味や、ナッツやフルーツが加えられています。

表面の焼き色と振りかけられたフリーズドライのいちご、メレンゲの軽い口当たりの後に、ナッツやフルーツの風味や食感がやってきます。あっという間に食べ進めてしまい、なくなるのが惜しいデザートでした。

■2:真っ赤な「ムース・ポム」など華やかなスイーツが並ぶ上段

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「Feast Afternoon Tea」上段

りんご尽くしの真っ赤なスイーツ「ムース・ポム」。マットなチョコレートと艶やかなグラサージュでプレゼントボックスのようなデコレーションを施した一品です。

中には、キャラメリゼしたりんごを包み込んだりんご風味のムースが。なめらかなムースと、シャキシャキなりんごの食感も楽しい、香り豊かなスイーツでした。

パート・ド・フリュイの透け感が美しい「ラズベリーショコラ」。帝国ホテルの名入りプレートチョコレートの下に、ラズベリーのパート・ド・フリュイ、ラズベリーのガナッシュを重ねた3層構造になっています。

濃厚なチョコレートとラズベリーの香り、パキッとしたプレートチョコレートの食感に、雪化粧のようなココナッツパウダーが合わさります。冬にぴったりな濃密な味わいです。

さらにクリスマスの定番「シュトレン」が小さなクグロフ型で登場。ラム酒などにじっくりと漬けられたレーズンやイチジク、オレンジピールなどの5種類のドライフルーツやナッツがたっぷりと入り、ホリデーシーズンにぴったり。たっぷりサイズなのがうれしい逸品でした。

アルコール不使用のシュトレンの用意もあるので、予約の際に希望してくださいね。

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「Feast Afternoon Tea」上段

グラスに入った「季節のフルーツカクテル」。旬のフルーツが盛り込まれますが、この日はピオーネとシャインマスカット。さっぱりしたレモンのジュレと最高級のフルーツのマリアージュが楽しめる、爽やかなデザートです。

■3:中段は帝国ホテルならではの味わいが楽しめるセイボリーがずらり

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「Feast Afternoon Tea」中段

セイボリーが盛り込まれた中段には、パーティー気分を味わえる「骨付きチキンのフライ パプリカ風味」が登場。パプリカ、ヨーグルト、塩麹でマリネされた骨付きチキンは柔らかく、マスタードと蜂蜜を合わせたソースと相性抜群でした。

「シーフードとトマトのアランチーニ」は、特製のアメリケーヌソースとベシャメルソースで仕上げられたライスコロッケ。蟹、海老、帆立がたっぷりと詰め込まれています。器に敷き詰められたライスパフと共にいただくと食感が変わり、二度楽しむことができます。

旬のカリフラワーを存分に楽しめる「カリフラワーの冷製ポタージュ」。カリフラワーに玉ねぎ、ポロねぎ、じゃがいもを合わせたなめらかなポタージュに、シェリー酒とピンクペッパー、エキストラバージンオリーブオイルが加えられた、冬らしい濃厚かつクリーミーな味わいです。

■4:フランス料理を存分に味わえる下段

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「Feast Afternoon Tea」下段

目を引くポットパイは、この季節ならではの濃厚で温かな「牛タンシチューのパイ包み焼き」。香ばしく焼かれたパイ生地の下には、赤ワインやポートワイン、デミグラスソースで煮込んだ牛タンシチューが入っています。柔らかな牛タンと旨味たっぷりなシチュー、サクサクなパイ生地が味わえる逸品でした。

炙ったマグロやゆで卵に、トマトやアンチョビ、オリーブを添えた「ニース風サラダ」。シェリービネガーを使ったドレッシングとオリーブの塩味がマグロの味わいを引き立てていました。

帝国ホテルオリジナルの豊かな味わいが楽しめる「プレーンスコーン」はクロテッドクリーム、ジャム、はちみつが添えられています。たっぷりとつけていただいてくださいね。


まるでフルコースの料理を味わっているかのような「Feast Afternoon Tea」。おひとりさまでもいただけるアフタヌーンティーになっています。何かと慌ただしい年末年始ですが、ぜひ時間を作って、帝国ホテル 東京で安らぎの時間を過ごしてくださいね。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

  • 帝国ホテル 東京
  • 「Feast Afternoon Tea(フィーストアフタヌーンティー)」
    提供期間/~2025年1月14日(火)
    提供場所/本館17F「インペリアルラウンジ アクア」
    提供時間/11:30~18:00(L.O.)
    TEL:03-3539-8186
    住所/東京都千代田区内幸町1-1-1

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この記事の執筆者
東京都在住。東京農業大学卒業後、自然体験活動に従事。2016年よりフリーランスライターに。ライフスタイル、エンタメ、レシピ作成記事などを執筆。自然環境、農林業、環境問題に明るい。好きなもの:散歩、コーヒー、アイス、チョコ。
EDIT :
小林麻美