保温性に優れたダウンアウターは、冬のワードローブに欠かせないアイテム。時代の流れや素材の進化に伴い、従来よりボリュームダウンしたりウールとのハイブリッドでカジュアル感が軽減されたりと、バリエーションが年々増加しています。
そこで、暖かさや軽さなどの機能性は確保しながら冬のファッションをより楽しめるスタイリッシュなダウンアウターを、9つのラグジュアリーブランドからシリーズでご紹介。薄手タイプやノーキルティング、ショート丈、ジレタイプなど、着ぶくれが気にならないデザインを厳選しました。
本記事では「ムーレー(MooRER)」から、人気の定番アイテム『ペガソ』と新作の『エリン』をピックアップ。定評のある機能性の高さに加えて、異素材を見事に組み合わせたデザイン性にも注目です。
■1:エレガントなケープとダウンジャケットが合体した人気の『ペガソ』
カシミア混のウール生地を使用したケープ風のショート丈ブルゾンと、フード付きのダウンジャケットがセットになった『ペガソ』。ほのかに光沢を帯びた極細のナイロンヤーン素材のダウンの袖口をリブニット素材にすることで、セットで着たときも統一感のあるスタイルに仕上がっています。ケープ風ブルゾンとダウンは背面首元のボタンで留められるので、着崩れる心配もありません。
上質なグースダウンを用いたジャケットは薄手ながらも保温性が抜群。フードにあしらわれたリアルフォックスファーは、うっとりするような感触でリュクスなムードを演出します。フードの取り外しもできるので、気候に応じて長く愛用できる一着です。
■2:ミドル丈コートに見えながら温かさ抜群の新作『エリン』
オーバーサイズのコクーンシルエットに仕立てられた新作は、大理石を意味する“マルモ”カラーが冬に映える一着。表側はカシミア混のウール生地でふわりとした極上の手触り、袖口はバージンウールのリブニット、幅広の襟はシルクのような質感の超軽量ナイロン生地が使用され、さりげない異素材ミックスが上品なデザインです。サイドポケットも表から見えない位置にあしらわれ、クリーンな佇まいを後押しします。
上質なグースダウンが用いられているため、軽量ながら保温性も抜群。リブニットの袖を伸ばすと手の甲まで覆って手袋をはめたようになり、防寒力がアップします。
メイド・イン・イタリーにこだわる高級アウターブランド「ムーレー」らしいこだわりで、ダウンの機能性をひと味違うムードで楽しめる2点をご紹介しました。実用的かつ洗練されたアイテムが大人の日常に寄り添います。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO :
- 小林美菜子
- WRITING :
- 河野未奈
- EDIT :
- 谷 花生(Precious.jp)