まだダウンコートを着るのは早い、というときには中綿入りブルゾンが役立ちます。定番アイテムをどう今季らしく仕上げるか、さっそく見ていきましょう。

■1:カトリン・ボンマンは…ショート丈とバランス良好なミニスカートで切れよく

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ワーク系のレースアップブーツで足元にボリュームを出してスタイルアップ効果をもたらしています。

クリエイティブディレクターとして活躍中のカトリン・ボンマンはドイツ、デュッセルドルフでスナップされたときの着こなしです。グレーのインナーにピンストライプのスカートを合わせ、ショート丈のブルゾンを羽織っていました。綿が薄く入ったブルゾンはふわっと感がありますが厚すぎず、スタンドカラーが軽快さをもたらします。カーゴポケットのついたミニスカートともテイストがマッチ。それと同時に、ショート丈×ショート丈の美スタイルが完成しています。軽やかさが際立った理想のアクティブカジュアルです。

■2:ティナ・ハーゼは…個性派デザインスカートで軽快さが際立つ旬エレガンスが実現

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イレギュラーヘムのニーハイブーツがさらにスタイリッシュさを高めています。

デジタルクリエイター、ティナ・ハーゼは、パリでキャッチされていました。ショート丈の黒シャツにイレギュラーヘムのスカートを合わせて、アウターにグリーンの中綿入りブルゾンをコーディネート。インパクトを放つデザインスカートなので、上半身をコンパクトにまとめて大正解です。リアルレザーかは不明ですが、艶がある深いグリーンを差し色に、インナーのシャツを黒で全身をピリリと引き締めています。中綿でやや膨らみがある分、普通のレザーを着るより女性らしい印象にも。裏地のペイズリー柄がちらっと見えるところにもおしゃれっぽさが盛り上がっています。黒のシャツが浮かないように、バッグとニーハイブーツに黒を投入していて、さすがです。

■3:ソニア・ライソンは…デニムのキルティングならこなれムードの大人カジュアルに

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細身のサングラスが彼女の最近のヘビロテアイテム。目元にシャープさが高まります。

海外のストリートスナップでも注目を集め、大人気のドイツ人インフルエンサー、ソニア・ライソン。2024年4月にベルリンで見かけられた日は、ボーダートップスにハイウエストパンツ、デニムのブルゾンを愛用していました。デニムブルゾンはドロップショルダーで綿が入りキルティング風になっていて、こなれたモードさをアピールできます。ボトムに合わせたのが、ワイド&タック入り&淡いベージュなので、ウォッシュのかかったデニムでもカジュアルすぎて見えません。さらにハイウエストで脚長シルエットができ上がります。ブルゾン以外は落ち着きがあるシンプルなアイテム合わせなのも、ぜひお手本にしたいコーディネート術です。


中綿入りのブルゾンを今っぽく着こなしていた3人のスナップにスポットを当てました。おしゃれファッショニスタのような「スマートに着こなせるアイテム合わせ」を、ぜひ取り入れてみてください。

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EDIT&WRITING :
佐野有紀