料理とのマリアージュを楽しみたい新ブランド『百黙』とは?

江戸中期の1659年に創業し、兵庫県神戸市東灘区に本社を構える「菊正宗酒造」。日本一の酒どころとして知られる「灘エリア」を代表する老舗のひとつです。2016年4月に、130年ぶりに新たなブランド『百黙』を発表し、日本酒好きの間で大きな話題を呼びました。

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『百黙』のイメージビジュアル。

『百黙』というブランド名は、「寡黙な人が発する一言は鋭く的を射て、感銘を与える」という意味に由来。実に100年以上の沈黙を破っての新ブランドは、メインブランドの『菊正宗』が料理の味を引き立てる辛口酒であるのに対し、料理とのマリアージュが追求された、華やかな香り立ちと深い旨味をもつ逸品です。

原材料の米は兵庫県三木市吉川・口吉川の契約栽培農家の特A地区産山田錦のみを使用、また六甲山系に源を発する名水「宮水」を惜しみなく使い、365年もの歴史のなかで培われてきた知見と技術を駆使して酵母のポテンシャルを最大限に引き出しています。

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明治24年から村米制度といういわば契約栽培をスタート。昭和2年には「嘉納会」を発足させ、100年以上もの深い信頼関係を築いている。

さらに華やかさを増した『百黙 スパークリング』が新登場!

そんな『百黙』に今月新たに加わったのが、“麗しき泡”をテーマに掲げた『百黙 スパークリング』です。

溌剌と立ちのぼる泡が高揚感を高め、口に含むとマスカットや洋梨、白桃のような果実の風味が広がり、ほのかにチェリーのニュアンスも感じられます。最後には、セルフィーユ(チャービル)のような爽やかなハーブの余韻が残り、和食はもちろん、フレンチ、イタリアン、エスニックとさまざまな料理に寄り添い、高め合う「極上の一本」に仕上がっています。

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『百黙 スパークリング』

ボトルもラベルもワインを想起させるスタイルで、これまでの「菊正宗酒造」のイメージを覆すもの。ピュアで美しく、洗練された味わいと共に、大切な人と過ごすひとときを華やかに彩ってくれます。「百黙」ECサイトでの初回販売は50本の数量限定なので、気になる方は早めのチェックがおすすめです!

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『百黙 スパークリング』720ml ¥9,680

『百黙』ブランドを手軽に購入できるECサイトもオープン!

これまでは限られた店舗でしか買うことができなかった『百黙』ですが、12月6日から待望のECサイトがオープンしました。

『百黙 スパークリング』をはじめ、『百黙 FUTURE 純米大吟醸』(毎週火曜日予約開始)、『百黙 純米大吟醸』、『百黙 純米吟醸』、『百黙 Alt.3』の5種がラインナップ。それぞれの味わいも紹介されています。

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左上から/『百黙 FUTURE 純米大吟醸』720ml ¥15,769・『百黙 純米大吟醸』720ml ¥3,205・『百黙 純米吟醸』720ml ¥2,703・『百黙 Alt.3』720ml ¥3,257

誰もが一度は耳にしたことがある老舗酒造が手がける新境地の『百黙』ブランド。年末年始のさまざまなシーンに合わせて、気になる一本を手に入れてみてはいかがでしょうか?

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

問い合わせ先

HYKU MOKU ONLINE

TEL:078-854-1043(お客様相談室)

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EDIT&WRITING :
谷 花生(Precious.jp)