『MEN’S Precious』ウォッチアワード 2024【時計を愛して止まない「審査員の素顔」】
毎年恒例の新作ラグジュアリーウォッチの祭典『Precious』ウォッチアワード 2024の審査員の方々に、時計に夢中になったきっかけや理由、付き合い方など、ラグジュアリーウォッチとの素敵な関係を徹底取材。
今回は俳優・モデルとしてご活躍の平山祐介さんに、愛用しているラグジュアリーウォッチについてのエピソードなどをうかがいました。
俳優・モデルの平山祐介さんに徹底取材!【ラグジュアリーウォッチとの素敵な関係】
1.ずばり、腕時計のおもしろさとは?
時計という小さな世界に各社の努力が垣間見えるのがなによりもおもしろい。驚くほど繊細な手仕上げも素晴らしい。異なるアプローチでつくり上げるそれぞれの世界観に惹かれます。
2.時計に目覚めたきっかけは?
若い頃はモデルの仕事でいい時計をつけてもピンとはきませんでした。けれど、映画『海猿』の出演記念に「タグ・ホイヤー」の『タグ・ホイヤー モナコ』を購入したことで思いは一変。仕事を頑張った証になるだけでなく、背景を知ることでより興味が湧きました。車やバイク同様、娯楽としてのおもしろさも実感!
3.出演作品のなかではどんな時計をつけましたか?
時計好きからすると、役柄にぴったりハマる時計が小道具として用意されることは稀。でも、ドラマ『ゲームの名は誘拐』で演じた加賀谷武志に用意された「カルティエ」の『サントス』は違いました。彼は人間的には難のあるクリエイター役なんですが、その世界の第一線で働く男の仕事熱心なところや内面の繊細さをうまく表現していると感じた一本でした。
4.これまでに実際につけてみて感動した時計は?
仕事でつけた「オーデマ ピゲ」の『ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン』です。存在感があるのに驚くほどの軽やかさ。それまで時計には重量感も大事と感じていましたが、薄型時計の快適性を知るいいきっかけでした。
5.時計にまつわる印象的なエピソードはありますか?
最近は「パネライ」の『サブマーシブル』を愛用しているんですが、5歳になる息子が「何これ? 格好いい!」と興味をもち始めています(笑)。もちろん、いつかは彼に譲ろうと考えていたので、この状況はうれしくもありますね。たくさん小傷も付いてきているし、この調子で使っていけば息子に譲る頃にはきっといい味わいになっているのでは、と。経年変化が楽しみです。
※掲載商品の価格は、税込みです。
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- 伊藤美佐季、関口真実
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- ヘア/西村浩一(VOW-VOW)、メイク/SHINOBU ABE(関川事務所)
- EDIT&WRITING :
- 安部 毅、安村 徹(Precious)
- 文 :
- 高村将司