鼻翼部のコリとむくみを解消すれば、メリハリのある美人顔に!

表情筋の衰えによって、口角が上がりづらくなり、横に引いて笑うクセがついている人は意外と多いもの。口角を横に広げる筋肉が過剰に使われるこことで口の横にシワが寄ってほうれい線が深くなったり、小鼻が横に広がったダンゴ鼻になったり、と老け印象を増長させてしまうことが…。

2人の女性 メソッドの指導をしている
 

これを改善するには、口角を横ではなく上に引き上げる笑顔を意識することが必要で、そのためには、まず凝り固まった小鼻脇の鼻翼部をほぐすのがおすすめ。横に広がった鼻がキュッと引き締まるし、この部分は、上唇を持ち上げる上唇挙筋も関わっているので、上唇がふっくら持ち上がる効果も。

今回、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが教えてくれたのは、鼻翼部を掴んだまま、「え」「お」と口を動かすことで、深く刺激を与えることができるメソッド。とても簡単な方法ですが、彫りが深く、笑顔がキレイで若々しい印象に! もったり顔がシャープに変わるので、ぜひやってみて下さいね。

■Step1: ほぐすポイント、鼻翼部の位置を確認

ほぐすのは、鼻翼部(びよくぶ)で、鼻の両側にある小鼻部分を指します。

ほぐすポイント、鼻翼部の位置を確認
 

そして、親指と人差し指で小鼻脇にしっかりと圧をかけます。すべりやすいので、実際はティッシュを当てて、その上から行いましょう。

親指と人差し指で小鼻脇にしっかりと圧をかけます
 

■Step2:鼻翼部に圧をかけたまま「え」「お」と口を動かす

指先でしっかりと圧をかけたまま「え」と口を開ける。このとき、口角は横に引くのではなく、上に上げるように心がけて。

鼻翼部に圧をかけたまま「え」と口を動かす
 

同様に指先でしっかりと圧をかけたまま「お」と口を動かす。この「え」「お」を1セットにしてこれを10回繰り返す。

 

【まとめ|ダンゴ鼻が引き締まり、上唇がふっくら!顔印象が変わる小鼻ほぐし4か条】
1)口を横に引いて笑うクセがあるとほうれい線が深くなり、小鼻が横に広がるためもったりとした老け印象に。
2)対策のひとつとして凝り固まった小鼻脇の鼻翼部をほぐすのがおすすめ。
3)横に広がった鼻がキュッと引き締まるし、口角が上がり、上唇がふっくら持ち上がる効果も。
4)簡単な方法なのに、彫りが深く、笑顔がキレイで若々しい印象に!

以上、「ダンゴ鼻が引き締まり、上唇がふっくら!顔印象が変わる小鼻ほぐし」を教えていただきました。

アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。

次回は1月11日の更新です。お楽しみに!

村木宏衣さん
エイジングデザイナー
(むらき・ひろい)大手エステティックサロン、整体院、美容医療クリニックでの勤務経験を経て、小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど女性の悩みに対して、独自の「村木式 整筋」メソッドを確立。2018年「クリニックF」内「Amazing♡ beauty」を開設。『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』(主婦の友社)は24万部を突破し、『10秒で疲れが取れる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)も好評。 また、ご自身がプロデュースした美顔器「アメージングローラー」も発売中。「村木式整筋」メソッドのテクニックをセルフケアで簡単に再現できると話題に。ほかにも『10秒で10歳若返る 奇跡のたるみリフト』(主婦の友社)。 Instagram
体験者:長尾優子さん
サービス業
「小鼻の脇をほぐすだけで、こんなに笑いやすくなるとは…。さらにちゃんと前歯を見せて笑う、ということを意識すると、頬の筋肉もさらにグッと上がって笑いやすくなりました。 顔の疲れが取れる感覚もあり、メイク直しの際にはこのメソッドをやっておくと、いつでもいい笑顔をキープできそうですね」
PHOTO :
松原敬子
EDIT&WRITING :
荒川千佳子