かっこよさを備えたモノトーンスタイルなら、カジュアルなテイストも大人らしい印象に。メリハリやこなれた印象を獲得するためのコーディネートハウツーをご紹介します。
■1:アンナ・シュールレは…ミニマルな白黒配色は白を前面にもってきてぱっと明るく
インフルエンサーのアンナ・シュールレを、ベルリンの街中でキャッチ。トップスからシューズまで黒でまとめた着こなしは、首元にゆとりのあるオフタートルニットとフレアパンツのコンビでしなやかさを両立。明確なカラーコントラストを授けるために、白のロングコートを重ねて。ミニマルで定番の白黒配色も、明るい白を前面に持ってくると華やかさを印象付けることができます。ビッグカラーやベルト付きのデザインなら、動きも出て好バランス。白のソールとシューレースの黒スニーカーで、足元を小気味よくしてフィニッシュ。
■2:ダイアン・バトゥキナは…ロゴカットソーとモノグラムバッグを使ってキャッチーに
パリでスナップされた、インフルエンサーのダイアン・バトゥキナ。黒、白、グレーの無彩色コーディネートが単調にならないように、アクセントとしてロゴカットソーとモノグラムバッグを取り入れています。カットソー、デニムパンツ、スニーカーの王道カジュアルスタイルも、端正なチェスターコートを重ねればクラスアップが叶い都会的。ウォッシュド加工の効いたデニムパンツと真っ白スニーカーを合わせ、冬の装いを軽やかに導くとハツラツとした印象に着地します。
■3:マリッサ・コックスは…明るいグレーのニットプルオーバーを巻いて立体感アップ
2024年12月上旬、パリでスナップされた作家のマリッサ・コックス。デニムパンツとスニーカーのカジュアルコンビは、黒デニムを採用しつつくすみトーンのスニーカーにこだわって幼さをセーブ。上半身は、クリームホワイトのタートルネックトップスと黒ジャケットのシンプルコンビでスマートに着映えて。ライトグレーのニットプルオーバーをくるっと巻き付けると、黒を基調とした着こなしがぱっと明るく整います。さらにケーブル編みなら立体感もアップ。仕上げにバッグをさっと抱え持ち、今っぽいカジュアルスタイルを完成させました。
モノトーンで構成する、冬の「カジュアル」スタイルを3選でお届けしました。モノトーンはカジュアルをクラスアップしてくれ、反対にカジュアルは端正なモノトーンにこなれ感を宿してくれる… そんな相互作用を活用し、絵になるカジュアルを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香