2019年秋、TBS系列日曜劇場で放送された『グランメゾン東京』。木村拓哉さん演じるフランス料理シェフの尾花夏樹と、鈴木京香さん演じる優れた味覚を持つシェフの早見倫子を中心に、レストラン「グランメゾン東京」を作り上げていくストーリーです。
個性的なキャラクターたちが、それぞれ大人ならではの事情を抱えながら料理に情熱を注いでいく様子が描かれ、大ヒットしたドラマ。そんな『グランメゾン東京』が舞台をフランス・パリに移し、2024年12月30日(月)から映画『グランメゾン・パリ』として帰ってきました。
世界最高峰の三ツ星レストランを目指すシェフ・尾花の姿をリアルに描いていくことから、料理監修は必須の本作。そこで実際に、2020年にフランスの三ツ星を獲得した「Restaurant KEI」の小林圭シェフが監修を務めています。フランスでアジア人が三ツ星を獲得したのは初めての快挙であり、2024年になってもフランスでアジア人オーナーシェフが三ツ星を持っているのは「Restaurant KEI」のみになっています。
そんな「Restaurant KEI」のコース料理をオマージュした料理が登場する映画『グランメゾン・パリ』。その中から数品が、実際に日本で展開しているKEIブランドのレストランに期間限定で登場します。
映画『グランメゾン・パリ』の世界観を楽しめるメニューをチェックしていきましょう。
映画『グランメゾン・パリ』公開記念!作中の味がKEIブランドレストランで楽しめる
映画『グランメゾン・パリ』公開記念メニューは、国内のKEIブランドの4つのレストランで提供されます。レストランごとに展開されるメニューは異なりますが、「赤紫蘇のグラニテ」は全レストラン共通メニュー。尾花が和素材である赤紫蘇をどう仕上げるのか、楽しみな一皿です。
■1:御殿場の自然と共に楽しめる「庭園風季節のサラダ」/Maison KEI
自然豊かな静岡・御殿場に位置するフレンチレストラン「Maison KEI(メゾン ケイ)」。老舗和菓子屋「とらや」と小林氏がつくるレストランでは、東京の喧騒から離れ、地産地消をテーマに素材のおいしさを最大限引き出した「大地の料理」をゆったりと味わうことができます。
こちらのコースに2025年1月2日(木)から登場するのは「庭園風季節のサラダ」「金目鯛の鱗焼き」「ヴァシュラン」の3点。御殿場の自然を反映したような「庭園風季節のサラダ」は、メゾン ケイのみの提供。庭の植物をそのまま皿に乗せたようなメニューは、身近に生えている草を食べてしまう尾花を象徴するような一皿です。
■2:登場人物を象徴するような「オマールフュメ」/Héritage by Kei Kobayashi
東京ミッドタウンの高層階に位置する「ザ・リッツ・カールトン東京」内にある「Héritage by Kei Kobayashi(エリタージュ バイ ケイ コバヤシ)」。東京の眺望を独り占めするかのような空間と共に、日本の感性を取り入れた至高のフランス料理を味わえるレストランです。
2025年1月16日(木)からコース料理「エリタージュ」(¥36,000/税・サービス料込み)の中に、「赤紫蘇のグラニテ」のほか、「甘鯛の鱗焼き」「オマールフュメ」「タルトショコラ」が登場します。
豪快ながらも丁寧な処理が施された「オマールフュメ」。型破りな尾花のワイルドさと、早見の繊細さを象徴するような味を堪能できます。
■3:黒トリュフがたっぷり乗った「フランス産のジャガイモで作ったニョッキ」/KEI Collection PARIS
小林圭氏が提案するガストロノミーを味わえるグリルフランセーズ&バー「KEI Collection PARIS(ケイ コレクション パリ)」。虎ノ門ヒルズ ステーションタワー49FのTOKYO NODE内に位置する、“大人の遊び場”をコンセプトとしたレストランです。
2025年1月16日(木)から提供されるのは、「赤紫蘇のグラニテ」「フランス産のジャガイモで作ったニョッキ パルメザンチーズのクリーム イベリコ豚の生ハムとリシュロンシュ産黒トリュフ」「オマールフュメ」の3品。
表面が真っ黒になるほど黒トリュフがトッピングされた「フランス産のジャガイモで作ったニョッキ パルメザンチーズのクリーム イベリコ豚の生ハムとリシュロンシュ産黒トリュフ」は、尾花の挑戦心があふれるような一皿です。
■4:華やかなデザート「ヴァシュラン」/ESPRIT C. KEI GINZA
美食の街・銀座にあり、“美食家の隠れ家”をコンセプトにした「ESPRIT C. KEI GINZA(エスプリ・セー・ケイ・ギンザ)」。小林氏と「とらや」が再びタッグを組んだ、大人のエスプリを楽しめるレストランになっています。
2025年1月16日(木)から提供が始まるのは「赤紫蘇のグラニテ」「オマールのエビフライ」「ヴァシュラン」。
日本の桜を思わせるかわいらしくも華やかな「ヴァシュラン」は、フランスの冷たいデザート。フレンチであっても日本らしさを感じさせる一品です。
映画『グランメゾン・パリ』も世界最高峰と称されるフランス料理の本場・パリで、尾花たちがアジア人初となる“三つ星“獲得へと挑むストーリー。映画を観たあとに世界観を感じながらお料理を味わうもよし、観る前に予習として味わうもよし。店舗ごとに異なるメニューが展開されているので、ぜひお好みでお楽しみくださいね。
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- Precious.jp編集部