「ブルガリ ホテル 東京」グラマラスに煌めく、至福のSTAY── イタリアンジュエラーの温かさとスタイリッシュさを兼ね備えたおもてなしに酔いしれて
「ブルガリ ホテルズ & リゾーツ」の8番目のホテルとなる「ブルガリ ホテル 東京」。2023年4月の開業以来、待ち焦がれたファンをはじめ、世界中から多くの人が訪れています。
そこで改めて「ブルガリ ホテル 東京」の魅力を探るべく、部屋から食事、館内ディテールまで、撮り下ろしで徹底取材。「ブルガリ」の哲学に今一度、触れてみましょう。
ホテルの中のオアシスで心と体をゆっくりと解きほぐす
館内40階には、1800平方メートルを誇る「ブルガリ スパ」があります。25mの室内プール、サウナ、9室のトリートメントルーム、フィットネスセンターを完備。
圧巻なのは壁一面が窓、東京の絶景を見下ろす天空のプール! 一面に「ブルガリ」らしいエメラルドグリーンのモザイクタイルが敷かれ、水面に輝きをもたらします。プールの壁には、黒のモザイクタイルにブランドの象徴であるエイトポイントスターの意匠がきらり。
隣接するバイタリティプールは、古代ローマのカラカラ浴場の床の模様を思い起こさせるモザイクで彩られています。実はこれ、「ブルガリ」のコレクション「ディーヴァ ドリーム」のインスピレーションモチーフだとか。
また、スパのトリートメントは、 世界中のセレブを虜にしている「アウグスティヌス バーダー」を使用。最新マシンを取り揃えるフィットネスセンター「ブルガリ ジムナジウム」では、独自のオーダーメイドトレーニングメソッドを提供。天気のいい日はテラスでのワークアウトも可能です。
◇スパルームからは東京タワーも!
「ブルガリ スパ」へは、専用のエレベーターを利用すれば部屋からバスローブのまま行くことも可能。サウナとバスに加え計9室あるトリートメントルームでは、幹細胞生物学と再生医療の第一人者が手掛ける「アウグスティヌス バーダー」のウェルネストリートメントやプロダクトを使用。
イタリアと東京の職人の手仕事を感じて
館内には随所に、イタリアと日本、それぞれの美意識、手仕事、伝統や文化への想いが感じられます。それこそ、「ブルガリ」が大切にしてきた、至高の職人技をリスペクトするブランドスピリッツに通じる哲学といえるでしょう。
客室では、扉を開けると竹細工の花入に一輪の花が飾られ、木の靴ベラやベンチといった日本らしいアイテムが目にとまりました。
京都西陣織の老舗「細尾」が手掛けたベッドカバーや、福岡の家具ブランド「リッツウェル」製のデスク。日本の伝統的な御殿建築、折り上げ天井を思わせるシーリングは、職人が刷毛でマットゴールドに手塗りしたとか。
画像左/客室や廊下には「ブルガリ」のデッサン画や広告ビジュアルがディスプレイされている。
画像右/エレベーターからロビーへ続く廊下には、ローマ本店前で撮影されたセレブリティたちのポートレートが。
画像左/「ブルガリ ラウンジ」には、鋳鉄とジンバブエ産黒花崗岩の大きな暖炉、ゆったりとしたソファ、「フォンタナアルテ」のランプ。
画像右/「ブルガリ ラウンジ」にはカラフルなイタリアの飴がガラス瓶にぎっしり。
ほかにも、レセプションエリアに続く廊下の壁や大きな扉のモザイクタイル装飾などに日本の意匠が感じられます。トラバーチンの象徴・エイトポイントスターが輝くレセプションエリアの床は黒花崗岩が敷き詰められ、こちらもまた日本の建物を彷彿とさせます。
「ブルガリ」の世界観を貫きつつも、日本の美やクラフツマンシップに敬意を払い、価値を認めてミックスする。そこには進化し続ける「ブルガリ ホテル 東京」の矜持があります。
画像左/レセプションフロアの壁や廊下には「ブルガリ」の代表的な扇形モチーフのモザイク。日本の青海波文に通じる。
画像右/エレベーターホールにはホテルのシンボルでもある「マウント・フジ ブローチ」のデザイン画が。’70年代、「ブルガリ」の3代目当主が来日した際、日本にインスピレーションを受けてつくられたもの。
画像左/「ブルガリ バー」の楽園を描いた「ビザッツア」社製モザイクタイル。
画像右/縦に並ぶ筋模様も日本の伝統建築へのオマージュ。
料金:デラックスルーム¥250,000〜(1室1泊料金、税・サービス料別)
※料金は季節によって変動する場合があります。
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- PHOTO :
- 篠原宏明
- EDIT :
- 田中美保