雑誌『Precious』2月号では、【冬の仕事服は「愛すべきワンパターン」を極める】と題し、おしゃれ賢者の私的「愛すべきワンパターン」を特集。自分らしいファッションを極めた大人の女性には、確立された着こなしの「パターン」があるもの。

今回は、『Precious』エディトリアル・ディレクター喜多容子に、最愛の「ワンパターン」スタイルを聞きました。

【ONE PATTERN/PANTS×JACKET】

Precious エディトリアル・ディレクター喜多容子の場合…「ワイドパンツ×オーバージャケット」が冬の仕事服の制服です

大人コーデ_1
「マイスタイルの軸・ワイドパンツに加えてコート感覚で着られるオーバーサイズジャケットがなくてはならないキーアイテムに」(喜多)

創刊号よりファッションを中心に本誌の企画・構成に携わる喜多容子は、自他共に認めるパンツラバー。

「ふだんからボトムはパンツしかはかず、パンツがトレードマーク。なかでも最近はワイドシルエットが気分です」

そんな喜多が今偏愛しているというのが、希少なヤク素材のオーバーサイズジャケット。ワイドの白デニムとの組み合わせが、今季ユニフォームになっているそう。

「ワイドパンツ×トップス×ジャケットというシンプルな組み合わせは堅い印象になりすぎるので、必ずレイヤードでVゾーンの見え方を工夫しています。その際、トップスの丈感に違いをつけるのがマイルール。そうすることで着こなしにメリハリがつき、オーバーサイズな上下でも全体のバランスが整います」

同じパンツとジャケットでも、中のレイヤード次第で異なる印象に生まれ変わる。ワンパターンの汎用性の高さが窺えます。

〈個性が生きるエターナル小物〉

バッグ_1,靴_1
「オーバージャケットにはバッグもビッグサイズで全体のバランスを保ちます」

小物合わせにも、抜かりないこだわりが光る喜多。

左:ワイドパンツには、メンズライクな靴が基本。起毛感のある白の変形ローファーは、適度にトレンドを汲んだデザインで季節を問わず重宝する。

右:オーバーサイズなジャケットには、ミニバッグを効かせるのではなく、バランスがとれる大きいバッグをラフに合わせて。

※掲載商品はすべて私物です。店舗へのお問い合わせはご遠慮ください。

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PHOTO :
小林美菜子
EDIT :
奥山碧子(Precious)