パートナーやご友人との春のお食事には、ラグジュアリーホテルの「桜」を使ったアフタヌーンティーはいかがでしょうか? 全国のホテルのラウンジやレストランでは、かわいらしい桜色のスイーツに彩られたアフタヌーンティーが続々と登場予定です。

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「桜 アフタヌーンティー」で登場するスイーツ4品

東京・丸の内の「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」7Fにあるフレンチビストロ「メゾン マルノウチ(MAISON MARUNOUCHI)」でも、2025年3月1日(土)~4月14日(月)の期間限定で、桜のスイーツやセイボリーが楽しめる「桜 アフタヌーンティー」が提供されます。

エグゼクティブ ペストリーシェフのパトリック・ティボー氏が手がける繊細な桜スイーツと、ミシュラン3つ星「セザン(SÉZANNE)」の総料理長、ダニエル・カルバート氏が手がけるセイボリーを楽しめる、春らしいアフタヌーンティーです。

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「桜 アフタヌーンティー」平日 ¥7,900、土日祝 ¥9,100(税・サービス料込み)

今回はPrecious.jpライターがいち早くアフタヌーンティーを試食させていただきました。本記事では、レポート形式で「桜 アフタヌーンティー」の魅力をお伝えします。

メゾン マルノウチ「桜 アフタヌーンティー」実食レポート

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「SAKURA - 桜ストロベリー -」

フレンチビストロ「メゾン マルノウチ」は東京駅を見下ろす位置にあり、大きな窓からはやわらかな自然光が差し込みます。今回は窓際のお席でアフタヌーンティーをいただきました。

アフタヌーンティーの始まりを彩るのは、ウェルカムドリンク「SAKURA - 桜ストロベリー -」。すっきりとした緑茶に甘酸っぱい香りのいちごを合わせたドリンクです。繊細な桜の花びらが浮かべてあり、春の情景を想わせます。

ひと口目はすっきりとしたやさしい味わい。いちごのシロップが底に沈んでいるので、混ぜていただくと、いちごの甘みをより楽しめます。

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桜色が美しい「桜 アフタヌーンティー」

桜色に彩られたスイーツと、ドリンク、充実のセイボリーがお目見え。全体的に淡い桜色をしており、統一感があって美しいアフタヌーンティーです。ひと足早いお花見をしているような気分になりますね。

4品の桜スイーツと、スペシャルスイーツを堪能

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サブレ

スイーツは、アフタヌーンティースタンドの上に4品、そして別添のスペシャルスイーツが1品の計5品構成です。

スタンドの上を彩る、桜の形がかわいらしい「サブレ」は、桜の葉を使用したホワイトチョコレートガナッシュを、桜の形のサブレで挟み、ピンク色のチョコレートでコーティングしています。

ガナッシュには「さくらあん」が入っており、上品なやさしい甘みを堪能できます。サクサクのサブレとの相性も抜群です。

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ロールケーキ

桜の花びらの装飾がかわいらしい「ロールケーキ」は、ビスキュイ・ジョコンド(アーモンド入りの生地)で、さくらんぼのジャムとほんのり桜香るシャンティクリームを巻き込んでいます。もちもちとした生地の食感も楽しいひと品です。

甘酸っぱいラズベリーがトッピングされていて、甘さと酸味のコントラストが楽しめます。

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シュークリーム

クリスピーなシュー生地に、桜のディプロマットクリームとチェリーコンポートを詰めたシュークリーム。グリオットチェリーのジャムで飾っています。サクッとしたシュー生地の中から、とろりと濃厚なクリームがあふれ出します。見た目もとてもかわいらしいですよね。

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ムース

桜の枝や花をかたどった装飾が美しい、桜色のムースです。桜の葉っぱを使った桜香るムースの中には、抹茶のジェノワーズ、いちごのジェリーを合わせています。ムースを割ったときの緑と桃色のカラーリングも、春らしくて素敵でしたよ。ぜひご自身の目で確かめてみてくださいね。

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スペシャルスイーツ ジュレ

スペシャルスイーツとして登場するのは2層で楽しむグラススイーツ「ジュレ」。フレッシュないちごで作ったストロベリーのムースの上に、透明感ある桜のジュレをのせています。

桜のジュレは、桜の花びらを漬け込んだ水から作られたジュレで、繊細なお花そのものの味を楽しめます。さっぱりとしたお味が特徴で、桜の余韻が口に広がる絶品スイーツでした。

セイボリー、スコーンにも注目

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スープ

「メゾン マルノウチ」のアフタヌーンティーは、スイーツの美しさやおいしさはもちろんのこと、セイボリーのおいしさも人気の理由のひとつです。

アフタヌーンティーの最初に提供されるスープは、ココナッツミルクとスパイスを使ったスープで、ややスパイシー。来たるスイーツやセイボリーに向けて食欲を増進させてくれます。

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「セザン」の総料理長監修のセイボリー

「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」内にあるレストラン「セザン」の総料理長が監修したセイボリーはボリュームも満点。

温かいお料理として、「デビルド エッグタルト」「和牛のエンパナーダ」「コンテチーズのグジェール」の3品が登場。ひとつひとつの味がしっかりとしているので、満足感も抜群です。

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サンドイッチは3品

アフタヌーンティースタンドの最下段には華やかなサンドイッチが。「スモークサーモンとクリームチーズのサンドイッチ」「キュウリとソルトバターのサンドイッチ」「コロネーションチキンのサンドイッチ」の3種類です。

本場イギリス風のアフタヌーンティーをイメージして作られているセイボリー。洗練された味わいがアフタヌーンティーに華やかさを添えてくれます。

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スコーンとマドレーヌ

大きめのスコーンと焼きたてのマドレーヌも登場。スコーンは「プレーン」と、桜の葉っぱを混ぜ込んだ「桜」の2種類です。「桜」はほんのり緑色をしており、ほのかに桜の葉の香りと風味を楽しめます。

さっぱりとしたクロテッドクリームとの相性がぴったりでした。もちろんいちごのジャムやマーマレードを合わせても◎。お好きな組み合わせでお楽しみくださいね。

季節のドリンクは「SAKURA」ロイヤルミルクティー

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「SAKURA」ロイヤルミルクティー

ドリンクも充実しています。中でも桜を使ったロイヤルミルクティーはぜひ飲んでいただきたいひと品。爽やかな緑茶に桜の葉をブレンドし、ミルクティー仕立てに。桜のチョコレートや桜パウダーが見た目の華やかさを添えています。

特に、まだ寒さの残る3月にいただくならば、温かい飲み物がホッと体も温めてくれそうです。

そのほか、桜餅を連想させる「桜の紅茶」や、静岡県大島桜の葉をブレンドした春限定の「さくら焙じ茶」などがラインナップされています。ぜひドリンクでも桜を満喫してくださいね。


美しい桜色に彩られたアフタヌーンティーは、味わいや食感、香りなど、まさに五感を満たしてくれるような春ならではのメニュー。ビビッドなピンク色ではなく、日本の桜を想わせる淡い桜色で統一されていたのも印象的でした。スイス生まれのティボー氏の目に、「日本の春の情景」がこんなにも美しく映っているというのも、なんだかうれしく思います。

「桜 アフタヌーンティー」は、桜を待ちわびる3月から、すっかり暖かくなって葉桜が街を彩る4月まで提供されます。繊細な桜を愛で、季節の移り変わりを楽しむように、桜のアフタヌーンティーをいただいてみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
フリーランスの編集者・ライター。グルメやスイーツ、ライフスタイル系の記事執筆・編集を中心として活動中。元システムエンジニア、プログラマの経験を持つ。二児の母。趣味は料理、SNS、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買うご褒美スイーツが特に好き。
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EDIT :
小林麻美