2025年2月14日、SNSにロマンティックな写真をシェアしてバレンタインデーを祝福した、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃。昨年皇太子妃ががん治療の終了を発表した際に公開されたビデオの静止画に、ハートの絵文字を添えた投稿は、瞬く間に30万（2025年2月14日現在）を超える「いいね」を記録しています。
ウィリアム皇太子は2024年を「残酷」で、人生のなかでおそらく「最も困難な年」だったと語りました。そんな皇太子の愛に支えられ、公の場に戻った43歳になったばかりの皇太子妃。以前と変わらない様子で公務に励む、最新ロイヤルスタイルをプレイバックします。
■１：落ち着きと温かさのあるカラーで治療を受けた病院を訪問
2025年1月14日、英国ロンドンのロイヤル・マースデン病院を訪問。この病院は、がんの診断、治療、研究、教育を専門とする世界初の病院として1851年に開業、キャサリン皇太子妃もこちらで治療を受けました。バーガンディのニット＆ミディスカートにブラウンのチェックコートを羽織っています。コートは「Blazé Milano」のもの。特徴的なカーブしたポケットが腰にあしらわれ、クラシックでありながらモダンさもあるデザインです。インナーと揃いのトーンで、装いに華を添えるバッグは「アスプリー・ロンドン」。ゴールドのハードウェアが洗練をトッピングしてしています。
■２：敬意を示すブラックワントーンに５連パールを添えて
2025年1月27日、イギリス・ロンドンのギルドホールで行われたホロコースト記念日とアウシュヴィッツ・ビルケナウ解放80周年を記念する式典に出席。宗教指導者や市民指導者、ホロコーストや最近の大量虐殺の生存者が集まった厳粛なイベントには、全身黒のスタイリングをセレクト。セットアップではなく、コートは「キャサリン・ウォーカー」、ワイドパンツは「ローラン・ムレ」のものです。装いをまろやかに清らかに盛り上げる5連パールのネックレスは「スーザン・キャプラン」。同じくパールのイヤリングは1947年、故エリザベス女王の結婚式の日、女王にバーレーンから贈られた真珠からつくられたものです。
■３：さりげなく華やか！シックトーンのボウタイワンピースコーデ
2025年1月30日、ウェールズのアンマンフォードにある靴下やニットウェアの生産に注力する家族経営の繊維メーカー、コーギー社を訪問。ボウタイやバルーンスリーブ、プリーツがレトロなエッセンスを加えるワンピースは「ザラ」のもの。白黒モノトーンの配色から一色をピックアップし、ホワイトのコートを着用しています。柄の入ったアイテムでも、コーディネートに使用する色の数を抑えることでシックな印象に。
■４：旬のチョコレートブラウンを投入！マスキュリンなパンツスタイル
2025年2月4日、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーにて。タートルニットにグレーのピンストライプパンツ、チョコレートブラウンのジャケットの組み合わせです。コーディネートをハンサムムードに導くストレートパンツは「マックスマーラ」のもの。足元はポインテッドトゥのハイヒールを選んでフェミニンさもひと匙加えています。
■５：愛用コートをリピート！足元はロングブーツで防寒と美脚見せを両立
2025年2月11日、ウィルムズロー近郊の刑務所および少年犯罪者施設を訪問。1でもご紹介した「Blazé Milano」のロングコートとニットをリピートして登場しました。「セザンヌ」のニットスカートに足元は「ジャンヴィト・ロッシ」のブーツをセレクト。ミディ丈のスカートをロングブーツで繋ぐことでスッキリとした脚のラインに見せることができます。
今回はイギリス「キャサリン皇太子妃」が1月～2月中旬の公務で披露したファッションを振り返りました。ロイヤルファッションの王道でありながら、思わず真似したくなるリアリティとエレガンス漂うスタイルにこれからも注目です！
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- Getty Images
- WRITING ：
- 神田朝子
