2025年2月16日（日）、ロンドン・サウスバンクセンターのロイヤルフェスティバルホールにて開催された英国アカデミー賞2025。煌びやかなドレスアップに身を包んだ女優たちが登場する、レッドカーペットの様子をチェックしていきましょう。
■１：デミ・ムーアは…サイケデリックな模様のクリスタルドレス
『ザ・サブスタンス』で主演女優賞にノミネートされたデミ・ムーア。キラキラと輝く「アレキサンダー・マックイーン」のドレスを着用しています。流れるようなラインの抽象的な模様をクリスタルで描いたドレス。ぎっしりとあしらわれた煌めきがグラマラスな世界観を生み出し、ミステリアスなストレートの黒髪にマッチ。ホルターネックで過度な露出がなく、品よく大人のラグジュアリーを感じさせる一着です。
■２：シアーシャ・ローナンは…視線を奪うペールグリーンとサテンの光沢
『アウトラン』で主演女優賞にノミネートされたアイルランド出身のシアーシャ・ローナン。柔らかなグリーンのAラインクレープドレス、シルクサテンのストールと揃いのサテンのサンダルは「ルイ・ヴィトン」のもの。シンプルなラインながら構築的なシルエットの一着は、制作に300時間以上がかけられたのだそう！
■３：セレーナ・ゴメスは…モダンとクラシックが絶妙に融合！グラマラスでエレガントなドレス
オフショルダーの黒のトップスにクリスタルのドレスをレイヤードしたかのような、コントラストのあるデザインは「スキャパレリ」のカスタム。モダンでありながら、オールドハリウッドの空気感も漂うエレガントな一着です。ダイヤモンドのジュエリーは「ティファニー」。
■４：アリアナ・グランデは…可憐さ引き立つピンクのグリンダ風ルック
グリンダ風ドレスで登場した『ウィキッド』のよき魔女、アリアナ・グランデ。ボリュームのあるバブルガムピンクのスカートが特徴的な「ルイ・ヴィトン」のドレスは、深く開いた胸元が特徴的です。デコルテを飾るジュエリーは「ショーメ」のもの。
■５：伊藤詩織さんは…美しい着物を大胆かつモダンにアレンジ
自身の性的暴行被害への調査に乗り出していく姿を自ら記録したドキュメンタリー映画『Black Box Diaries』でノミネートされたジャーナリストの伊藤詩織さん。華麗な着物をファシネーターやショートブーツで個性的に着こなしています。
■６：パメラ・アンダーソンは…メイクアップフリーでノンシャランに着こなすコルセットドレス
「ジャックムス」のドレスをノーメイクに纏って登場したパメラ・アンダーソン。シャーリングとドラマティックなスイープトレーンが特徴の一着に、同ブランドの白いリボントップヒールを合わせています。無造作なヘアメイクにデコルテのラインがフランス女優のブリジット・バルドーを彷彿とさせる着こなしです。
■７：ニコ・パーカーはヴィンテージな煌めくフラッパースタイル
「シャネル」の2024年秋冬オートクチュールに登場したシフォンドレスで1920年代風の装いを披露したニコ・パーカー。ランウェイではサンダルを合わせていましたが、今回は「マノロ ブラニク」の パンプスでシックなスタイルに。ヴィンテージな雰囲気に煌めく装飾が華麗さを添えています。
■８：マイキー・マディソン…ピュアな美しさを際立てるアイボリーとシルクの優美な組み合わせ
『アノーラ』で見事主演女優賞を勝ち取ったマイキー・マディソン。「プラダ」のアイボリーのストラップレスドレスで登場し、ミニマルなスタイルがエレガントな美しさをセンセーショナルに披露しました。床までの長さのドレスはストンとしたIラインのシルエット。腕から垂らしたエレガントなシルクのスカーフで、レッドカーペットに品よく映えるスタイルを完成。
第78回英国アカデミー賞授賞式での人気女優たちのレッドカーペットスタイルをピックアップしてご覧いただきました。それぞれの個性が光るドレスアップは眼福そのものです。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- PHOTO ：
- Getty Images
- WRITING ：
- 神田朝子
