シーズンレスなモノトーンをうまく活用することで、着映えを実現した海外インフルエンサーたち。王道の配色でも無難にさせず、上級者なオーラを放っていました。
■1:リサ・エイケンは…心地よくしなやかなクリームホワイトのファーコートが着映えを約束

2025年2月7日にキャッチされたのは、『Vogue.com』のエグゼクティブディレクターを務めるリサ・エイケン。難しそうな印象のファーコートも、クリーミーなホワイトとラグジュアリー感のある上質な素材ならしなやかに、シックに着こなすことができます。そんな存在感のある白のコートを支えるのは、やはり相棒的存在の黒。微光沢感のあるオフタートルネックのブラウスを迎えたことで、ファーコートと共鳴して優雅さが高まっています。ベルト、シューズで異なるツヤを宿し、適度なメリハリを作ってフィニッシュ。
■2:ダニエル・バーンスタインは…コートの中身にこだわって定番配色を粋に見せる

2025年2月9日には、アパレルブランド「WeWoreWhat」を手掛けるブロガー、インフルエンサーのダニエル・バーンスタインがストリートに登場。汎用性の高い黒ロングコートは、インのコーディネートにこだわってマンネリを脱却。柔らかくとろみのある素材のパンツと薄手のトレンチコートは、あたたかみのあるホワイトで統一して上品さを獲得。腰の高い位置でベルトマークすると、トレンチコートの裾がふわっと揺れて躍動感のあるグラマラスな表情に着地します。端正な白黒にフィットするよう、ジュエリーはシルバーで揃えて洗練を加速させました。
■3:レオニー・ハンネは…透け素材を仕込んで春の気配を感じさせながら軽やかに

2025年2月8日には、インフルエンサーのレオニー・ハンネをキャッチ。ぴりっと辛口な黒を基調とした着こなしです。ウエストがきゅっとくびれた構築的なコートから、フリルブラウスを覗かせ動きをつけるとワンカラーも単調になりません。さらに春の気配を感じるシアースカートを合わせると、黒が重くならず軽快さを獲得することに成功。白黒のアニマル柄パンプスやマッチ度の高い幾何学模様フレームのサングラスを取り入れれば、少量の白が効いてリズミカルにまとまります。
本格的な春が待ち遠しいいま、改めて堪能したい「モノトーン」のコーディネートをご紹介しました。モードなアイテムを取り入れたり上級者なテクニックを駆使した着こなしも、モノトーンならトゥーマッチにならずちょうどいいバランスに。お洒落心を満たせる3人のスタイリングを、ぜひ参考にしてみてくださいね。
関連記事
- 軽快なスマートさが魅力!「コーデュロイパンツ」カジュアル3選【海外スナップ】
- ヘイリー・ビーバー最新! 大人ならではの「カジュアルミックス」でこなれ感満載に【海外スナップ】
- 冬スタイルに軽やかさを!2月の最新コートコーデ3選【海外スナップ】
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香