桜の花が見ごろを迎えた3月27~29日、世界最高峰の自動車レース「F1」(フォーミュラ ワン)の日本大会が開催されました。近年はスポーツの枠を超えたエンターテインメントとしても注目されていて、海外からのセレブリティも多数来場。これはファッションメディアとして見逃せない機会! ということで、Oggi専属モデルの朝比奈 彩さんとPrecious専属モデルの立野リカさんがサーキットへ。無二のエモーショナルな体験の模様をお届けします。
アメリカのラグジュアリーカーブランドが初参戦
「2026 F1日本グランプリ」の会場は、三重県の鈴鹿サーキット。日本では1980年代後半から90年代にかけてのF1ブームで一躍有名となり、近年は春に開催されています。今年は3日間でおよそ30万人もの来場者を記録し、昨年のチケット販売時点でプレミアム化していたほどです。
今回の取材にご協力いただいたのは、「キャデラックF1チーム」。2026年から新規参戦を始めたばかりですが、母体となるゼネラルモーターズ(GM)はアメリカ最大の自動車メーカーであり、その傘下にあるラグジュアリーカーブランド“キャデラック”をチーム名に冠しています。
「キャデラックF1チーム」は、実績十分のドライバー2名による2台体制で表彰台をめざしてチーム一丸となって取り組んでいます。
パドッククラブのグローバルなホスピタリティ
ピットガレージ(サーキットのコースでマシンが拠点とする場所)2階にある特別な観戦エリア、パドッククラブのエリアに足を踏み入れた朝比奈 彩さんは、煌びやかなおもてなしの空間を前に驚くばかり。
「まず、クラブ入口のエリアでは和をイメージしたステージもあって、外国から観戦に来られた方々に人気でしたね。国際的なイベントに日本文化が受け入れられていることは誇らしいことですし、国や民族を超えたお祭りの熱量にわくわくしちゃいました!」
「キャデラックF1チーム」のパドッククラブでは、立野リカさんがシャンパンを手にグローバルな世界観を満喫。
「まるで海外にいるような感覚ですね! 聞くところによれば、テーブルやチェアなどの家具はどのレースでも同じものを運び込んでいるそう。デザインが統一された空間はとてもゴージャスで、窓からレースの模様を眺められるし、屋外の席で観ることもできて、最高!」
シャンパンは表彰式の“シャンパンファイト”でも使われる、モエ・エ・シャンドンがフリーフローで供されています。
立野さんは学生時代を過ごしていたアメリカのミシガン州が“キャデラック”を作るGMの本拠地であることをご存じで、チーム関係者とも共通の話題が尽きることなく、食事やお酒を楽しみながらF1の魅力に感じ入っていました。
女性も働くガレージでF1マシンと対面!
「キャデラックF1チーム」の計らいで、出走前のガレージの様子を観に行くこともできました。2台のF1マシンはいくつかの部品が取り外された状態で、走るコースのレイアウトや気温に合わせた調整を出走直前まで念入りに行います。軽さと強度を兼ね備えた部品の数々や細かく担当が分かれたスタッフの機敏な動きを、朝比奈さんはじっくりと観察。
「女性スタッフも男性と一緒になって作業していることにびっくり。タイヤなんて大きくてすごく重いのに……。みんなで体操したり和気あいあいなところにも、チームワークのよさを感じました」
立野さんはピットガレージの整然とした様子に心を奪われていました。
「カーレースの現場って、オイルの匂いがすごくて部品や工具が雑然と並ぶイメージだったのですが、全然違う! 隅々までクリーンでモダン。日焼け止めとか細かいものを入れる場所まで決まっているんですよ。ドライバーだけじゃなく、全員が100%の力を発揮できるようにマネジメントされているのは、さすがF1!」
F1は世界最高峰のスポーツ・エンターテインメント
世界的な人気を誇るF1では、サーキットに著名人やセレブリティが訪れることも珍しくありません。2026 F1日本グランプリでは、アメリカから俳優のジャック・ブラックらが来日。ジャックは決勝レースのラスト、チェッカーフラッグを振る役割を担っていましたが、スタート前もサーキットの大型モニターにその姿が映し出され、ハイエナジーなBGMに合わせてノリノリのダンスを披露。また、モデルのアニャ・テイラー=ジョイも生放送の国際映像でもその姿が。
すっかり盛り上がったところで、こんどはコース上にロックスターのYOSHIKIさんが登場。プロデュースする女性ギタリストのYuiさんらを従え、ピアノとドラムで激しくも抒情的にアレンジした君が代を演奏し、スタンドの心をひとつに。やがて突き抜けるようなサウンドと共に22台のF1マシンが慣らしを経て所定の位置に止まり、シグナルが変わった瞬間に信じられないスピードでスタートしていきました。鈴鹿サーキットでは最高時速300kmを超えることもあるというF1は、唯一無二のスピーディでダイナミックなスポーツ・エンターテインメントなのです。
自動車レースに詳しくなくても楽しめる!
たとえ自動車レースに詳しくなくても、目の前で観るF1は格別。それは、共にF1初体験だったふたりのゲストの言葉にも表れていました。
「スポーツを観るのは大好きですが、エキサイティングでゴージャスなF1は誰もが夢中になれるはず。同じ様式で世界中を回るグローバルなスポーツという点でも、体験する価値があります。それを日本にいながら体験できるから、こんなにも大勢のファンがやってくるんですね!」(立野さん)
「0.1秒を競うために、すり減ったタイヤを瞬時に交換する練習も欠かさないチームのお仕事を間近で観られたのは感動でした。こんなにもすごいことが日本で行われていることを、女性にも知ってほしいですね。レースに詳しくないと盛り上がれないとか、その場にふさわしくないなんていうことは全然なくて、かっこいいから観てみたい! というような動機でも十分楽しめますよ」(朝比奈さん)
おふたりの気持ちがピットガレージにも届いたのか、「キャデラックF1チーム」は決勝レースで2台共に完走を果たしました。とてつもないスピードで走るF1は、実戦で得たデータがチームにとって大きな収穫になります。これからも経験を重ねて優勝を目指す「キャデラックF1チーム」に、大いに期待しましょう!
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- PHOTO :
- 小倉雄一郎(小学館)
- STYLIST :
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- EDIT&WRITING :
- 櫻井 香
















