フランス発のホスピタリティグループ「アコー」が展開するプレミアムライフスタイルブランド「プルマン東京田町」では、国際女性デーを祝して、特別メニュー「ミモザコース2025 feat. アマラントス 宮島由香里シェフ」が2025年3月31日(月)まで提供されています。

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「ミモザコース2025 feat. アマラントス 宮島由香里シェフ」¥5,000(税込み)

3月8日は国際女性デー、3月は女性史月間として国連により制定されています。「すべてのお客様、従業員にとって、心身ともに健やかで満たされた状態=Well-beingを叶える場所でありたい」というプルマンの理念は、国際女性デーが掲げるジェンダー平等や女性のエンパワーメントと深く共鳴。

プルマン東京田町の総料理長・福田浩二シェフも、日本の料理界における女性シェフの少なさに課題を感じ、「もっと女性シェフと一緒に仕事をしたい、応援したい」という想いから、コラボレーションメニューの提供を企画したのだそう。

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「アマラントス 」シェフドキュイジーヌ・宮島由香里氏と「プルマン東京田町」エグゼクティブシェフ・福田浩二氏

パートナーを務めるのは、ミシュラン一つ星フレンチ「アマラントス」の宮島由香里シェフ。ミシュラン星付きレストランで女性シェフが占める割合がわずか5%といわれる中で活躍する宮島シェフとの共演は、昨年に続き2回目となります。

多様なフィールドで輝く女性たちへ、敬意とエールを込めて。2名のシェフの感性が響き合う特別なコースを、Precious.jpライターが実際にいただいた感想とともにご紹介します。

プルマン東京田町の国際女性デーコラボレーションメニュー「ミモザコース2025」実食レポート

■1:栄養面でも女性想い!赤身のラム肉を使った前菜

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「オーストラリア産 ラムカツレツ & ラムロインステーキ マッシュルームジュ ラディッシュサラダ」

オージーラム親善大使「ラムバサダー」としても知られる福田シェフと宮島シェフ。そんなおふたりならではの食材として選ばれたのがラム肉です。「メインで召し上がるイメージが強いかもしれませんが、あえて最初に味わっていただきたくて」と、今回は前菜で登場。

やわらかな「ロイン(腰部)」を使ったステーキ、ミンチで仕上げたカツレツ、春らしい彩りのサラダを盛り合わせたひと皿です。

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ラム肉を使った食べ応えのある前菜

ステーキは赤身ならではの軽やかさがありつつ、しっとりとした食感。オーストラリアの定番であるマッシュルームソースとともにいただくと、豊かな旨みが広がります。

一方のカツレツは、サクサクの衣の中にジューシーな肉汁が閉じ込められ、ラムに馴染みがない方でも親しみやすい味わい。赤ワインとマッシュルームを煮詰めた、ほんのり甘みのあるソースがアクセントになっています。

さらにラム肉は、女性に不足しがちな鉄分を豊富に含むことでも注目される食材。100gあたりの鉄分量は、豚肉の約4倍、鶏肉の約5倍、そしてホウレン草の約3倍ともいわれています。栄養価の高い赤身肉は、まさに理想的。女性を讃える国際女性デーにふさわしい前菜です。

■2:春の恵みを味わう、桜鯛とグリーンピースのメイン

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「桜鯛のポワレ ピーリゾット ピーフォーム」

前菜でラム肉の力強い旨みを堪能したあとは、春のやわらかな彩りを楽しむメインディッシュへ。この季節ならではの味覚、桜鯛が主役です。桜の咲く頃に旬を迎え、淡いピンク色に色づくことから「春の真鯛」とも呼ばれる桜鯛。そこに合わせているのは、同じく旬のグリーンピースです。

香ばしく焼き上げた皮目と、ふんわりやさしい身のコントラストが絶妙な桜鯛。下には、グリーンピースと自家製レモンコンフィを加えた、爽やかな酸味のリゾットが添えられています。

グリーンピースのピューレや泡状のソースなど、異なる質感や濃淡で表現されたグリーンの彩りも印象的。グリーンピースが苦手な方にもぜひ味わってほしい、これまでのイメージが変わるお料理です。

■3:フランスの伝統菓子を、ミモザのハッピーイエローに

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「パイナップルのヌガーグラッセ」

締めくくりは、パティシエからキャリアをスタートさせた宮島シェフによる特別なデザート。フランスの伝統菓子「ヌガーグラッセ」が、国際女性デーのシンボルであるミモザのハッピーイエローを思わせるアレンジで仕立てられています。

キャラメリゼしたナッツやドライフルーツ、イタリアンメレンゲで仕上げる冷たいデザートに、パイナップルやスパイスをプラス。運ばれてきた瞬間、ココナッツの泡状ソースやパッションフルーツソースが南国を思わせる甘く華やかな香りを漂わせます。

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見ているだけで元気が出るビタミンカラー

ヌガーグラッセ、パイナップル、ソースを一緒に口に運べば、とろけるような食感とともに、絶妙なマリアージュが完成。繊細で美しい見た目と心ときめく味わい…幸せな余韻が続くデザートでした。

■4:創業200周年、特別なミモザシャンパーニュをグラスで

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シャンパーニュ ジョセフ・ぺリエ Glass ¥3,000 (税込)

さらに、期間中は「シャンパーニュ ジョセフ・ぺリエ」も特別に用意されています。創業200周年を迎えた老舗メゾンであり、その醸造を手がけるのは女性醸造家のナタリー・ラプレイジュ氏。女性たちの活躍を祝う今回のコースに、ぴったりの一杯です。

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ミモザが描かれたグラスも可愛い

ミモザが描かれたオリジナルグラスに注がれたシャンパーニュは、きめ細やかな泡がやさしく広がり、しなやかな口当たりが魅力。赤身のラム肉や桜鯛とも相性がよく、コース全体を心地よく引き立ててくれます。

乾杯からデザートまで、ミモザカラーが彩る時間をお楽しみください。


近年、日本でも少しずつ認知が高まり、各地でイベントが行われるようになった国際女性デー。自分自身の生き方に思いを巡らせたり、これからの社会がもっと女性たちの輝ける場となることを願って、プルマン東京田町で特別なランチコースを堪能してみてはいかがでしょうか。

問い合わせ先

  • プルマン東京田町 
  • 「ミモザコース2025 feat. アマラントス 宮島由香里シェフ」
    場所/2F「FUN DINING KASA(ファンダイニング カサ)」
    期間/~2025年3月31日(月)
    時間/12:00~14:30(L.O. 14:00) ※ランチのみ
  • TEL:03-6400-5855
  • 住所/東京都港区芝浦3-1-21

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WRITING :
篠原亜由美
EDIT :
小林麻美