気張らないオーバーなシルエットの白ニットプルオーバーを軸にして、春のシンプルスタイルにトライ。潔いミニマルさがかえって洒落感を引き立ててくれます。グレー、黒、ベージュのパンツを合わせた着こなしをご紹介します。
■1:アレックス・コンサーニは…ビッグシルエットの上下で穏やかなインパクトを宿して

2025年1月26日、パリ ファッションウィーク開催中に、ショー会場から出てきたモデルのアレックス・コンサーニ。ドロップショルダーのゆったり白ニットは、ワイドスリーブが程よいモダンさを両立してくれます。そこにグレーのワイドパンツを合わせ、ビッグシルエットの着こなしにすると穏やかなインパクトが宿って物足りなくなる心配もなし。つんと先の尖った黒のパンプスを合わせつつ、ヘアをぴたっとまとめることでメリハリを確保すればパーフェクト。
■2:サラ・ハリスは…ぴりっと刺激的な黒レザーパンツを合わせミニマルシックな装いへ

英国版『VOGUE』の編集長を務めるサラ・ハリスの、パリ ファッションウィークでの着こなしをピックアップ。程よいゆとりがこなれ感を生む白のニットプルオーバーは、袖口と裾がリブ切り替えになっているので立体感を確保できます。
ボトムは白とは対極にある黒のパンツを選び、色の抑揚をつけながらミニマルシックを実現。レザーパンツのスパイスが都会派ムードに繋がり、その光沢感がさらなるメリハリに直結。スウェード素材のポインテッドトゥパンプスでスタイルアップに繋げれば、凛とした着こなしに仕上がります。
■3:イザベル・ハートマンは…ゆるっと白ニットの裾をラフにインして動きをつける

インフルエンサーのイザベル・ハートマンをハンブルクでスナップ。ざっくりとした編み目とクリームホワイトがフェミニンなゆったりニットに、ベージュのレザーパンツを合わせてしなやかさを演出。ニットの裾を前だけラフにインすると、動きが生まれてシンプルワンツーが単調になりません。淡い配色を引き締めるように、小物は端正な黒をセレクト。スマートな形を選ぶとキレイなムードが高まります。
「白のゆったりニット」を使った、こなれ感漂うシンプルコーディネートを3選ご紹介しました。汎用性の高い、変幻自在なトップスを確保しておくとあらゆる着こなしが楽しめます。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 阿部芙美香