「断物」ってなんと読む?「だんぶつ」ではないですよ!
明日・4月5日は『ヘアカットの日』です。日付は1872(明治5)年のこの日、東京府が「女性はみだりに髪を切ってはいけない」という内容の「女子断髪禁止令」を出したことにちなんでいます。
明治維新直後から、男性の断髪・洋装が増えていた当時、これに続き、断髪する女性が現れはじめました。しかし当時の世論には「長い黒髪こそ女性らしい姿」という固定観念があり、女性が髪を短くすることに猛反発する風向きによって「女子断髪禁止令」が発令されたのです。
現在この日が『ヘアカットの日』とされているのは、このような過去の差別的な法令に対し、多くの女性が声をあげ、髪型の自由を望み、それがかなう時代になったことを記念しているからです。
ということで、本日は「断」「髪」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「断物」ってなんと読む?
「断物」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「神仏に願をかけ、願いごとが成就するまで、ある種の飲食物をとらないこと。また、その飲食物」という意味です。
<使用例>
「スイーツ全般を断物にするなんて、思い切ったわね」

…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は… 断物(たちもの) です。

「断物(たちもの)」の定番といえば「お酒」「スイーツ」「グルテン」などでしょうか? 好物を断つと、より御利益がありそうなイメージですね。
さて、2問目は「髪」の入ったクイズです。
【問題2】「禿髪」ってなんと読む?
「禿髪」の、読みがな4文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「毛髪が抜けて頭がはげること。また、その頭」という意味です。
<使用例>
「わたしの金髪は、禿髪を目立たなくするためにやっているんですよ」

…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は… 禿髪(とくはつ) です。

古い言葉ですが「禿髪(かぶろがみ)」と読むケースもごさいますので、かなの字数を指定したクイズにしました。正しく読めたでしょうか?
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本日は、4月5日、『ヘアカットの日』にちなんで、「断」「髪」という字の入った日本語から、
・断物(たちもの)
・禿髪(とくはつ)
の読み方、字の背景をおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/国立公文書館ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱