シャルレーヌ公妃にシャルロット・カシラギ、最近ではその妹のアレクサンドラ・フォン・ハノーファーなど、スタイリッシュなメンバーが揃い、数あるヨーロッパの王室のなかでもその華麗さで注目を集めるモナコ王室。そんな華やかな面々に囲まれてもひときわエレガントな美貌で目を引く存在なのが「ベアトリーチェ・ボロメオ」です。
今は亡きグレース王妃の孫、モナコ公子ピエール・カシラギの妻であり、先祖にはミラノ大司教をもつイタリア最古の貴族の出身。コロンビア大学でジャーナリズムの修士号を取得、王室入りの前はジャーナリストとしてキャリアを積みました。モデルとしてランウェイでも活躍し、現在は夫ともにフレンチメゾンのアンバサダーを務めるファッショニスタでもあります。その無敵な才色兼備ぶりでも注目の的である39歳がパリファッションウィークで披露した、エレガントな装いをスナップから紐解いていきましょう。
■1:オールブラックでシックに!クラシカルなベルベットのセットアップ

2025年1月27日、パールボタンがアクセントを添える、柔らかなベルベットのセットアップをまとって登場。クラシックなバージャケットをアレンジしたデザインのジャケットとパンツは、ともにスッキリと細身なシルエット。洗練されたスティレットのポインテッドトゥを合わせて脚長効果を高めています。ミニバッグは艶のあるエナメルを選び、異素材を合わせることでワントーンコーデに奥行きを加えて。
■2:エッジーさを効かせて!ツイストの効いたスカートスタイル

2024年9月24日、ベージュのスカートスーツに黒タートルとサイハイブーツを合わせた、上品かつクラス感も漂うツートンのスタイリング。スカートに落書きのように描かれた「MISS DIOR」の文字が大胆なアクセントを添えて、遊び心あふれるルックに仕上げています。
■3:ドレープが美しい!流れるようなシルエットのフェミニンな赤

2024年6月24日は、明るい赤を纏って登場。動くたびに揺れるミディフレアの裾や繊細なドレープがドラマティックなデザインです。ややハイネックの首元はバックでボウタイ風にリボン結びし、うしろ姿も華やか。ミニバッグとパンプスは黒を選び、装いをキリッと引き締めています。
モナコ「ベアトリーチェ・ボロメオ」がパリファッションウィークで披露したスタイルをご覧いただきました。華麗なる一族出身の、天性の華で着こなすフェミニンでエレガントな装いにこれからも目が離せません。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子