ロージーが白カットソーに合わせていたデニムパンツは、これからの季節の定番のブルーではなく、黒と白の無彩色。流行前からクワイエット・ラグジュアリーな着こなしを愛用していた彼女らしいチョイスです。ほかのカラーもベージュやカーキといった穏やかなカラーを指名し、品の良さを高めていました。

■1:スタンドカラーが格好いい黒レザージャケットでスパイシーに誘導

程よくゆとりのあるジャケットとパンツがモノクロコーデの緊張感をほぐし、あか抜けた印象に。
程よくゆとりのあるジャケットとパンツがモノクロコーデの緊張感をほぐし、あか抜けた印象に。

2025年4月24日は、端正なモノトーンコーディネートで登場。シンプルなクルーネックのロンTと、きちんと感をキープできるストレートデニムパンツを白でリンクし、軽快さを獲得。混じりけのない真っ白を指名するとキレのよさが高まります。

そこに襟が立ち上がった黒レザージャケットを重ね、かりっと引き締めながらスパイスを漂わせて。ジャケットとデニムパンツは「フィービー ファイロ」のものでした。爽やかな白を取り入れつつ、サンダルで素肌を見せたことで、適度に重厚感のあるジャケットとの絶妙なバランスを取ることに成功。

■2:ツヤのあるカーキのボンバージャケットで軽妙な大人カジュアルを実現

朝晩にはまだ肌寒さを感じるいま、重くならない軽めのジャケットが活躍。
朝晩にはまだ肌寒さを感じるいま、重くならない軽めのジャケットが活躍。

2025年4月26日は、これからの時期に参考になりそうな軽アウターを使った着こなしを披露。白のカットソーに、締め付けずにしっかり美脚見えを叶えてくれる黒のストレートレッグジーンズを合わせ、大人らしいカジュアルスタイルの軸をメイク。ヒールシューズを合わせるとスタイルアップ効果がぐんと高まります。

そこにショート丈でアクティブさが漂う「サンローラン」のボンバージャケットを重ね、軽快さを演出。シャイニーなカーキが上品さを両立してくれます。袖をたくし上げ、動きをつければパーフェクト!

■3:グレイッシュなベージュアウターを重ねてしなやかさとスタイリッシュさを共存

パワーショルダーのアウターなので、小ぶりの小物を添えてシルエットに強弱をつけて。
パワーショルダーのアウターなので、小ぶりの小物を添えてシルエットに強弱をつけて。

再び2025年4月26日のロージー。24日とおなじカットソーとデニムパンツを着回していましたが、アウターと小物を変えることでがらりと印象チェンジ。「フィービー ファイロ」のアウターは、グレイッシュなベージュのメランジ調生地がニュアンスカラーコーディネートに奥行きを授けてくれます。柔和な配色ながら、アウターのパワーショルダーのおかげで穏やかなインパクトが宿って。ベージュと馴染むゴールドのジュエリーを足しても素敵ですが、ロージーはシルバーを指名。ひんやり感のある色でスタイリッシュさを底上げしました。


ロージー・ハンティントン=ホワイトリーの最新スナップを3選でご紹介しました。白カットソーとデニムパンツのカジュアルコンビをクラスアップし、洗練のスタイルを完成。余裕感のある佇まいで、オーラを放ちましょう。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香