「同じワインでも異なる形状のグラスで飲むと香りや味わいが変わる」という事実に基づき、ブドウ品種ごとに理想的なシェイプのワイングラスを開発してきたのが、オーストリアのワイングラスカンパニー「リーデル」。今回、日本で12店舗目となる「リーデル銀座店」がオープンしました。

厳選された300種類のワインとマリアージュさせたいワイングラス選び

「ベストマッチなグラスとワインをワンストップで」というコンセプトのもと、ワイングラスとワインを一緒に販売するという試みをしているリーデル銀座店。店内には東京・虎ノ門のワイン専門店「カーヴ・ド・リラックス」の姉妹店「THE CELLAR」セレクトのワインが並んでいて、グラスにもワインにも精通したスタッフがおすすめのワイン選びのお手伝いをしてくれます。

ワインはカーヴ・ド・リラックスが取り扱う5000本の中から選び抜かれた300種類で、店内にそろうリーデルのグラス100種類との最適なコラボを選べば、ワイン好きの方へのギフトでワインとグラスを一緒になんていうひと工夫もできます。また、店内で購入したワインであれば、リーデルのハンドメイドのワイングラスで飲み比べもOK! 

店内奥にずらりと並ぶワインは壮観!
店内奥にずらりと並ぶワインは壮観!
オープニングのために来日した、リーデル家11代目当主 マキシミリアン・リーデルさん
オープニングのために来日した、リーデル家11代目当主 マキシミリアン・リーデルさん

フードペアリングでワイングラスのさらなる魅力に開眼!

さらに、既存店でも人気のグラスティスティングセミナー(有料)も行われるほか、店内では同じフードとワインでも、グラスによって味が変わることを体験できる「フードペアリング・エクスペリエンス」もあるので、ふらっと立ち寄ってプチワインスクール入学も可能に。

例えば、シャンパーニュといえばシャンパーニュグラスでいただくのがひとつのセオリーですが、赤ワインを20%以上アッサンブラージュ(ブレンド)している「パイパー・エドシック ロゼ・ソヴァージュ ブリュット」ならば、赤ワイン向けの「ファット・ア・マーノ」シリーズのグラス「ブルゴーニュ・グラン・クリュ ツイスト ブラック&ホワイト」でいただくのがおすすめだそう。

「ファット・ア・マーノ」シリーズのグラス「ブルゴーニュ・グラン・クリュ ツイスト ブラック&ホワイト」を使い、「パイパー・エドシック ロゼ・ソヴァージュ」をフードとセットでいただけて、¥2000(税別)。
「ファット・ア・マーノ」シリーズのグラス「ブルゴーニュ・グラン・クリュ ツイスト ブラック&ホワイト」を使い、「パイパー・エドシック ロゼ・ソヴァージュ」をフードとセットでいただけて、¥2000(税別)。

ワインのようにスワリングすると、ブラッドオレンジのような香りが豊かに広がります。一緒にいただくサーモンは、「キャビアハウス&プルニエ」のもので、蜂蜜・生姜・オレンジをマリネしたもの。ベネチアングラスの技法でつくられたステムの美しさも格別です。こちらのグラスはガラスのボウル部分はマシンメイドのため、オールハンドメイドのグラスよりもリーズナブルな¥12,000。でも、この新しい楽しみ方がわずか¥2,000なんて、アフター5からディナー前の空き時間についつい立ち寄ってしまいそう。

ホームパーティー用にマシンメイドのグラスをそろえるのも素敵ですが、自分だけや自分とパートナーだけのために、特別なワイングラスを選ぶことを節目ごとの記念にするなんてアイディアも楽しそう。こちらの店舗では、スタッフによる提案のほか、世界で初めて40インチ タッチパネルの「グラスセレクター」を採用。グラスに合うワイン、ワインに合うグラスを質問に答えていくことで選ぶこともできます。

まだ世界でもリーデル銀座店にのみ導入されたシステムは、試飲しながらさらに情報をチェックするなんて使い方もできます。
まだ世界でもリーデル銀座店にのみ導入されたシステムは、試飲しながらさらに情報をチェックするなんて使い方もできます。

リーデル銀座店の場所は、東京ミッドタウン日比谷から徒歩2分程度とすぐ。この春の話題スポット巡りのひとつに加えてみては?

問い合わせ先

  • リーデル銀座店 TEL:03-6264-6128
    営業時間/12:00〜21:00(火〜金)、11:00〜20:00(土・日・祝) 月曜定休
    住所/東京都中央区銀座6-2-1 Daiwa銀座ビル1階

この記事の執筆者
TEXT :
Precious.jp編集部 
2018.6.9 更新
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
WRITING :
北本祐子