“光”を軸に生命の流転を捉えた「IMPERMANENCE」コレクション

移ろいゆく一瞬の美しさや儚さを意味する「IMPERMANENCE(インパーマネンス)」と題した、ブシュロンの新作ハイジュエリーコレクション。1月に発表されたコレクション「UNTAMED NATURE (手つかずの自然)」に続き、自然の持つ生命力や美しさがブシュロンの類稀なる感性により表現されました。

着想源となったのは、日本文化の華道における「生け花」や「侘び寂び」といった、自然の循環美を讃える思想。コレクションでは、植物や昆虫のモチーフが、匠の技により壮麗なハイジュエリーピースへと姿を変え、光から闇へと変化し移ろう過程の一瞬の美しさを、6つのコンポジション作品を通して表現されています。

軽やかな光を宿したコンポジション「No.6」からはじまり、深い暗闇の世界を描き出した「No.1」へと向けて、光が徐々に翳りを帯びていくさまを演出。延べ18,000時間以上に及ぶアトリエの緻密な制作を経て創り上げられたコンポジション作品には、身に纏うアートピースという側面をもった全22点のハイジュエリーが揃います。

■COMPOSITION  N°6

ブシュロンの新作ハイジュエリーコレクション「IMPERMANENCE(インパーマネンス)」
チューリップ、ユーカリ、トンボで構成された「COMPOSITION N°6」。

■COMPOSITION N°5

ブシュロンの新作ハイジュエリーコレクション「IMPERMANENCE(インパーマネンス)」
「COMPOSITION N°5」では、創業当初からメゾンに深い縁のあるアザミがモチーフに。ダイヤモンドの輝きをまとったカブトムシが、アザミに引き寄せられているかのよう。

■COMPOSITION N°4

ブシュロンの新作ハイジュエリーコレクション「IMPERMANENCE(インパーマネンス)」
シクラメン、オーツムギ、蝶と毛虫を組み合わせた「COMPOSITION N°4」。

■COMPOSITION N°3

ブシュロンの新作ハイジュエリーコレクション「IMPERMANENCE(インパーマネンス)」
存在感あるアイリスと藤の花々を束ねた「COMPOSITION N°3」。コンポジションの根元部分には、一匹のクワガタムシが花の香りに引き寄せられるように佇んで…。

■COMPOSITION N°2

ブシュロンの新作ハイジュエリーコレクション「IMPERMANENCE(インパーマネンス)」
幽玄なマグノリアを中心に、ナナフシがそっと身を寄せる「COMPOSITION N°2」。

■COMPOSITION N°1

ブシュロンの新作ハイジュエリーコレクション「IMPERMANENCE(インパーマネンス)」
コレクションのフィナーレを飾る「COMPOSITION N°1」。漆黒のポピー、スイートピーと蝶が生命の終焉の美しさを表現している。

クリエイティブディレクターであるクレール・ショワンヌが、「私が永遠に結晶化させたいという願いを託した“かけがえのない一瞬”へのオマージュです。」と語る通り、自然の儚くも美しき一瞬を捉えた「IMPERMANENCE」コレクション。

別格の高揚感をもたらす独創的かつ大胆なクリエイションに、今回も大注目です!

問い合わせ先

ブシュロン クライアントサービス

TEL:0120-230-441

この記事の執筆者
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WRITING :
池尾園子