「言い包める」ってなんと読む?「「いいつつめる」ではないですよ!

明日、7月16日は『駅弁記念日』です。1885(明治18)年のこの日に、日本鉄道東北本線の宇都宮駅(当時)で、日本発の駅弁が発売されたことにちなんで、国土交通省が制定しました。

駅弁と言えば、お弁当の中身はもちろん、工夫をこらした器や包装も楽しみのひとつですよね。本日は「包」という字の入った日本語クイズをお送りします。

【問題1】「身包み」ってなんと読む?

「身包み」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「からだにつけているものすべて。着ているもの全部」という意味です。

<使用例>

「旅行先で身包みはがされるなんて、想像しただけでも怖ろしいわ」

「○○○み」。
「○○○み」。

さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 身包み(みぐる-み) です。

「包」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読みかた)に、「包む(くる-む)」がございます。
「包」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読み方)に、「包む(くる-む)」がございます。

読めましたでしょうか?ちなみに「ぬいぐるみ」の漢字表記は「縫い包み」です。

これを踏まえて、2問目にまいりましょう。

【問題2】「言い包める」ってなんと読む?

「言い包める」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「言葉巧みにごまかす。口先で丸め込む」という意味です。

<使用例>

「口が達者な人だから、言い包められないよう、お気をつけあそばせ」

「○い○○める」。
「○い○○める」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 言い包める(い-いくる-める) です。

漢字表記、なるほど!ですね。

***

本日は、7月16日『駅弁記念日』にちなんで、「包」という字の入った日本語から、

・身包み(みぐる-み)

・言い包める(い-いくる-める)

の読み方などをおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本経済新聞ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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小出 真朱