アクセス数の多かった日本語!「滑子」ってなんと読む?
明日、7月21日は、令和7年の『海の日』です。「海の日」は、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の反映を願う」という趣旨でつくられた祝日で。現在は「なるべく連休をつくろう」と配慮された祝日法により、日付を固定しない「7月の第3月曜日」となっています。
ということで、本日は「さんずいの漢字」を使った日本語から、特にアクセス数の多かった、みなさまの関心の高かった過去問題を2問、お送りします。
【問題1】「滑子」ってなんと読む?
「滑子」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:お味噌汁の具として人気です。
<使用例>
「滑子のツルツルした食感が好きなの」

さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は… 滑子(なめこ) です。

「滑らかなキノコ」で「滑子(なめこ)」…絶妙な訓読みがおもしろく、意外な名称ですね。読めましたか?
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「池沼」ってなんと読む?
「池沼」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「池と沼」を、フォーマルにまとめた言いかたです。
<使用例>
「夏休みの自由研究で、市内の池沼の水質を比較するレポートをつくっています」

…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は… 池沼(ちしょう) です。

「池沼(ちしょう)」は「池と沼」をまとめた熟語です。この言葉自体に問題はありませんが、一部ネットでは、人を皮肉るスラングとして使われているようです。言葉には、使う人の心次第でニュアンスが変化する…という側面もございますので、ぜひ、美しい精神で、美しく言葉を使ってください。
***
本日は、7月21日、令和7年の『海の日』にちなんで、過去に関心の高かった「さんずいの漢字」入った日本語クイズを集め、
・滑子(なめこ)
・池沼(ちしょう)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱