自分を表現するのに欠かせない“香り”。しかし、湿度の高い日本の夏は、香りによっては重たい印象になってしまうことも。夏らしい軽やかな香りに変える方法もありますが、自分らしい香りや好きな香りを楽しみたい気持ちもありますよね。そこで今回は、フリーランスPRの渡邉明子さんに、夏でも好きな香りを纏うコツを教えていただきました。

フレッシュな植物や果実をプラスした香りなら日本の夏に心地いい
「夏は特に配慮しなければいけない香り。私はここ数年ローズの香りが大好きなのですが、ローズ特有の芳醇な香りは日本の夏には難しいかなと思うことも。そこで、夏に似合うローズはないかと探して出合えたのが、『ラルチザン パフューマー』のふたつの香りです。
『ラルチザン パフューマー』は、1976年にパリで誕生したフレグランスメゾン。花の香りが主流の時代に、果実の香りを主役に取り入れたことで、ニッチフレグランスの先駆者として地位を確立させたブランドです。『ラルチザン パフューマー』に出合って気づいたのが、自分の好きな香りの軸=私であればローズを生かしつつ、フレッシュな調香の植物や果実が加えられた香りを選べば、日本の夏でも心地よく使えるということ。ぜひそのようにチェックしてみてください」(渡邉さん)
そこで、渡邉さんが夏に愛用しているローズ系のフレグランスをご紹介いただきました。
「まさに夏に似合うローズ!フレッシュで爽やかに楽しめます」」(渡邉さん)

「ローズにマンダリンやベルガモットなどのシトラス系を重ねた明るい香り。ローズを華美に表現するのではなく、美しさを引き立てながらローズの印象を一新しています。そこにムスクの落ち着きが加わり、ローズだけが主張しすぎることなく、独特な奥行き感があるところがさすが『ラルチザン パフューマー』と感じるところ。大人に似合うフレッシュさやフェミニティを楽しめます」(渡邉さん)
「深海をイメージした香りとあって、静寂も感じさせます」(渡邉さん)

「製品名の“アビサエ”は、ラテン語で“深海”を意味します。深海のガーデンにひっそりと咲くバラをイメージした香りは、なんの香りかがすぐにはわからないような深みはあるものの、重たさはありません。ローズとカシュメラン(カシミアの柔らかさを思わせるムスキーな香り)にフレッシュなユーカリがプラスされたことで、静寂を感じるような落ち着きを与えてくれます。人とは違う凛としたローズを楽しみたい方におすすめです」(渡邉さん)
自分の好きな香りのベースをキープしながら、夏に似合う香りを見つけるコツを教えていただきました。香り選びのご参考になさって、心地いい夏をお過ごしください。
※掲載している商品の価格は、すべて税込です。撮影はご本⼈によるもので、商品はすべて私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子