レディース向けパンツコーディネートをまとめました。流行色パンツから、定番色パンツまで、夏におすすめのきれいめパンツコーデをご紹介します。

【目次】

夏におすすめのパンツコーデ


【1】ラベンダーパンツ×白ロングカーディガン×白ブラウス

【1】ラベンダーパンツ×白ロングカーディガン×白ブラウス
パンツ(サポートサーフェス)、カーディガン(コロネット〈アバティ〉)、ブラウス(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ スポート〉)、ピアス・ネックレス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(三喜商事〈ボルボネーゼ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ロングカーディガンでⅠラインを演出し、ラベンダーカラーのパンツをすっきりと。インナーもバッグも白で統一した澄んだ着こなしは、シックカラーが主流のオフィスで抜きん出た洗練を感じさせます。パンツはやわらかな風合いの上質ウール。ハイウエスト+ツータックで、モード感のあるサルエル風シルエットも、気負いなく着こなせます。

【2】白パンツ×ネイビージャケット×ネイビーブラウス

【2】白パンツ×ネイビージャケット×ネイビーブラウス
パンツ(PT JAPAN〈PT01〉)、ジャケット(Theory luxe)、ブラウス(三喜商事〈イレブンティ〉)、ペンダント・ブレスレット・リング(ポメラート・ジャパン〈ポメラート〉)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ハイウエストの白パンツは、爽やかな気品とリッチな抜け感が魅力です。ネイビーのボウタイブラウスをボトムインして視線を上に集めつつ、今シーズン注目のロングジャケットで腰周りをさりげなくカバー。無敵の好感度を誇るネイビー×白配色を、最新バランスを楽しみましょう。

【3】カーキパンツ×白ジャケット×黒トップス

【3】カーキパンツ×白ジャケット×黒トップス
パンツ(yoshie inaba)、ジャケット(三喜商事〈ボグナー〉)、トップス(アストラット 新宿店〈アストラット〉)、サングラス(ザライト〈ネイティブサンズ〉)、バングル・靴(エルメスジャポン)、バッグ(ピエール アルディ 東京) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

白、黒、カーキ…定番のシックカラー配色を、「新細身パンツ」が醸すリラックスしたかっこよさで更新! 存在感のある小物合わせもトーンを統一することで、着こなし全体に上品な奥行きが生まれます。パンツはナチュラルな風合いとしなやかさのあるレーヨンリネン。深めの股上で安定感のある着心地が魅力です。

【4】ピンクパンツ×ロングカーディガン×白ブラウス

【4】ピンクパンツ×ロングカーディガン×白ブラウス
パンツ(サポートサーフェス)、カーディガン(ウールン商会〈ペセリコ〉)、ブラウス(三喜商事〈ピアッツァ センピオーネ〉)、ピアス・ネックレス・バングル・リング(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(バリー 銀座店)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

きれいなピンクのパンツを楽しみつつすっきり見せるために、淡いベージュのロングカーディガンでⅠラインシルエットを演出。小物やジュエリーもベージュ系で統一して優しい奥行きを表現しましょう。パンツはリネン混素材の自然な艶と風合いで、ピンクも気負いなく着こなせます。中央に向けてたたんだ浅めのウエストタックが、程よいゆとりがありつつ広がりすぎないシルエットの秘密。

【5】ストライプパンツ×ベージュトップス

【5】ストライプパンツ×ベージュトップス
パンツ(ストラスブルゴ〈ザ ハイアリン〉)、トップス(feerique)、ピアス(ドゥロワー 青山店〈ソフィ ブハイ〉)、バングル(ドレスアンレーヴ〈ドレスアンレーヴ〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

辛口ストライプをエレガントに着こなせるのが、「とろみワイドパンツ」の楽しさ。パンツの1色をリフレインしたウエストコンシャスなニットで、すっきり見えて女らしいシルエットを演出。ピアス、バッグ、パンプス…と縦に黒の小物をちりばめて印象をぴりりと引き締めるのもスタイルアップして見えるポイントです。パンツは上品な艶としなやかさを備えたレーヨン素材。前から見ると端正なワンタックパンツだけれど、後ろウエストにゴムを入れているので快適な着用感です。

【6】ピンクワイドパンツ×シルバーレースブラウス

【6】ピンクワイドパンツ×シルバーレースブラウス
ヴァレンティノのパンツ・ブラウス・ヴァレンティノ ガラヴァーニのバッグ・靴(ヴァレンティノ ジャパン)、ピアス・ペンダント・リング(ヴァン クリーフ&アーペル) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ライラック色のパンツとシルバーのブラウスを中心にまとめた春らしいカラートーンが、ノーブルかつ優しげな雰囲気を醸し出します。パンツはナチュラルな光沢感が美しい、ウールシルクのオリジナル素材。両面織りの製法でつくられ、ハリ感があるため、センタープレスが際立ち、淡色でもスマートな印象に仕上がります。

【7】グリーンストレートパンツ×白シャツ

【7】グリーンストレートパンツ×白シャツ
シャツ(トレメッツォ〈バグッタ〉)、パンツ(アマン〈ベルウィッチ〉)、ネックレス(チェルキ〈ミッレ〉)、リング・ブレスレット(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、サングラス(イー・ヴィ・アイ PR〈レジャー ソサエティー〉)、バッグ(バーニーズ ニューヨーク〈ヴァジック〉)、靴(バリー 銀座店) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

袖に切り替えがなく、着心地のよいスリーブシャツ。鮮やかなグリーンのパンツは、センタープレスのきいたストレートラインを選び、Yシルエットを完成させましょう。ちらりとのぞく足首が、軽やかさを演出する決め手です。

【8】イエローパンツ×ストライプシャツ

【8】イエローパンツ×ストライプシャツ
シャツ(コロネット〈アキラーノ・リモンディ〉)、パンツ(ウールン商会〈ファビアナ フィリッピ〉)、ピアス・ブレスレット(アルテミス・ジョイエリ)、ブレスレット(ケイテン)、靴(コール ハーン ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

清涼感漂うストライプシャツを主役に。シャツ:パンツ=1:1のシンプルな組み合わせも、ストライプ×イエローボトムのインパクトアイテムの組み合わせなら新鮮です。足元はカジュアルな白エスパドリーユを選んで、こなれ感を演出しましょう。

【9】ブルーパンツ×黒ブラウス

【9】ブルーパンツ×黒ブラウス
ブラウス(wb)、パンツ(ウィム ガゼット 青山店〈ベルウィッチ〉)、帽子(三喜商事〈イレブンティ〉)、バングル(インデアン・クラフト)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、靴(エストネーション〈エストネーション〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

夏のブラックスタイルは、さりげないおしゃれ感が漂うディープブルーのパンツで小粋に演出!

白パンツの夏コーデ


【1】白ワイドパンツ×ベージュジャケット×レーストップス

【1】白ワイドパンツ×ベージュジャケット×レーストップス
パンツ(MOGA)、トップス(ebure)、ジャケット(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ スポート〉)、イヤリング・バングル(ダミアーニ 銀座タワー)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

「とろみワイドパンツ」のラグジュアリーな個性は、繊細な素材とやわらかな色で全体をまとめることで活かされます。シンプル&クールな小物で甘さを抑えるのが大人のバランス。パンツはなめらかさとしなやかさのあるウール混素材。後ろゴム仕様のウエストに、同素材の幅広サッシュベルトを結ぶデザインです。

【2】白パンツ×フリル白ブラウス

【2】白パンツ×フリルそで白ブラウス
パンツ・ブラウス(エミリオ・プッチ ジャパン)、ピアス・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(エストネーション〈カテリーナベルティーニ〉)、靴(ジャンヴィト ロッシ ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2018年

フリル袖にカットワーク刺しゅうを施したコットンブラウスは、昼下がりのパーティにぴったり。パンツは足首がのぞく丈ですっきり女らしく仕上げましょう。ストレッチのきいたコットン素材なので、細身ながら着席シーンでも快適なはき心地がうれしい。

【3】白パンツ×白Tシャツ

【3】白パンツ×白Tシャツ
スカーフ『ロザンジュ』・Tシャツ・パンツ・ネックレス・ブレスレット(エルメスジャポン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

エルメスのルーツである乗馬の世界を物語るかのように、ホースヘッドのモチーフがジャカード織りで優雅に表現された『ロザンジュ』。やわらかなシルクツイルの質感と、ひし形という独特の形ゆえ、さらりと結ぶだけで様になり、コンパクトに収まるのが人気の秘密です。2018年春夏プレコレクションのランウェイでは、ウエストマークのポイント使いとしても注目を集めました。夏に向かう爽やかな季節に選ぶのは、端正なネイビー。風になびかせ颯爽と歩いてみたい…、着こなしの主役になれるスカーフです。

【4】白パンツ×ピンクベージュトップス

【4】白パンツ×ピンクベージュトップス
コットンのトップス(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、パンツ(サン・フレール〈レ・コパン〉)、バングル(トッズ・ジャパン)、バッグ(アオイ〈ロートル ショーズ〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

ニュアンスカラーをクリアに引き立てるのがピュア白の効果。夏はすっきりとしたなじませ配色が、ひとつ上の洗練へと導いてくれます。ピンクベージュのトップスは背中のベルト飾りが高い位置で視線を集める着映えの一着。合わせるのは、きれいな白とリッチなゴールドだけで十分です。

【5】白ワイドパンツ×半袖黒ニット

【5】白ワイドパンツ×半袖黒ニット
ニット(ADORE)、ベルト付きワイドパンツ(J&M デウィッドソン 青山店)、ソフィー ブハイのピアス・トマジーニのバッグ(バーニーズ ニューヨーク)、チョーカー(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、バングル(ウノアエレ ジャパン〈ワンエーアールバイウノアエレ〉)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

風をはらむシアーニットとワイドパンツは、ウエスト位置を高めにキープして、メリハリを。トップスの裾をボトムにインし、ベルトでキュッと締めるだけで、都会の夏に映える、すっきりとした印象に仕上がります。

【6】白ワイドパンツ×ノーズリーブ黒チュニック

【6】白ワイドパンツ×ノーズリーブ黒チュニック
チュニック・パンツ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、イヤリング(アルテミス・ジョイエリ)、スカーフ(マッキントッシュ青山店)、ブレスレット(プレインピープル丸の内)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/竹内裕二 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

ヒップが隠れるロング丈の黒ニットに、しなやかな白のワイドパンツを合わせた今年らしい装い。さらに、白×黒ストライプのスカーフや白小物を加えていくと、着こなし全体に奥行きが生まれ、初夏らしいエレガンスが香り立ちます。

【7】白パンツ×ベージュブラウス

【7】白パンツ×ベージュブラウス
ブラウス(ブラミンク〈ブラミンク〉)、パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、ピアス(ストラスブルゴ〈ソフィー ブハイ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ストール(クルチアーニ 銀座店)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

体の線を強調しすぎないリネンコットンのブラウスをインすれば、テーパードパンツのシャープなシルエットが生きて、すっきりとしたかっこいいスタイルが完成します。パンツの色とリンクした白いパンプスがスリムなラインをさらに強めて。

【8】白パンツ×白ブラウス×白ロングジレ

【8】白パンツ×白ブラウス×白ロングジレ
トップス(キートン)、ジャケット(三崎商事〈マロ〉)、パンツ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ピアス・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、 バッグ(JIMMY CHOO)、靴(コール ハーン ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

清々しい白だけを重ねることでクールな表情に。知的なブラウスに合わせたロングジレが、ジャケットの役割を果たし、きちんと感のある装いに仕上がります。

【9】白パンツ×白ブルゾン×グレートップス

【9】白パンツ×白ブルゾン×グレートップス
ブルゾン・トップス(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、パンツ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

ブルゾン×フルレングスボトムのようなラクチンコンビは、上下を統一したワントーンがおすすめ。たとえリラックス素材であっても、白を重ねることできちんと感が生まれます。

【10】白パンツ×ネイビーノースリーブトップス

【10】白パンツ×ネイビーノースリーブトップス
パンツ(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ブラウス(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バングル(エム&アソシエイツ〈ロドリゴ ニューヨーク バイロドリゴ オタズ〉)、バッグ・靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

清潔感のあるネイビー×白の知的配色。無難に陥りがちなベーシックカラーの組み合わせこそ、手元にグリッターなクラッチバッグを合わせるなど、さりげない盛りワザが効果を発揮します。一枚でも存在感のあるボウタイ付きトップスは、胸元でくるっと結んでボリュームを持たせ視線を上半身に集めることで、シンプルなパンツスタイルにも艶のあるエレガンスが加わります。

キャメルパンツの夏コーデ


【1】キャメルワイドパンツ×ネイビーブラウス

【1】キャメルワイドパンツ×ネイビーブラウス
パンツ(サポートサーフェス)、ブラウス(ヒューゴ ボス ジャパン〈ボス〉)、ピアス(showroom SESSION〈ヒロタカ〉)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、バッグ(ロベルタ ディ カメリーノ)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ネイビーのシルクシャツとキャメルカラーのパンツの組み合わせは、知的で媚のない女性らしさが香る装い。色調は統一しつつ、ベロアのハンドバッグやパイソンのサンダルでリッチな個性をプラス。端正だけではない、着る人の美意識を感じさせるコーディネートに仕上げましょう。パンツは軽くて上品な艶のある、キャメルカラーのウール。上半身をコンパクトに見せるハイウエストが着映えポイントです。

【2】キャメルワイドパンツ×白ストライプシャツ

【2】キャメルワイドパンツ×白ストライプシャツ
シャツ・パンツ・バッグ(オンワードグローバルファッション〈ジル・サンダー〉)、眼鏡(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、バングル( ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

黒のピンストライプが効いた白シャツを主役にした余裕漂う装い。キャメルのワイドボトムを合わせた優しい配色バランスが、クールなシャツスタイルに親しみやすさをもたらします。眼鏡やレザーバッグなどの黒小物で オフィスシーンにも通用する心地よい緊張感を忘れずに。

【3】キャメルワイドパンツ×黒半袖ニット

【3】キャメルワイドパンツ×黒半袖ニット
ニット(Theory luxe)、パンツ(ブラミンク〈ブラミンク〉)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈ボッテガ・ヴェネタ〉)、ネックレス・バングル(デペッシュモード恵比寿本店〈ドナテラ・ペリーニ〉)、バッグ(アオイ〈カパフ〉)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

程よくハリのあるリネン混地で仕立てた、リラックス感たっぷりのワイドパンツ。絶妙な着丈の黒ニットで、着やせも脚長効果も同時に手に入れましょう。足元はトップスの色をリフレインして黒のトングサンダルを。シックな黒だからくだけすぎず、余裕のある大人カジュアルに仕上がります。

グレーパンツの夏コーデ


【1】グレーパンツ×黒ニット×黒カーディガン

【1】グレーパンツ×黒ニット×黒カーディガン
パンツ・ニット(Theory luxe)、肩にかけたカーディガン(サポートサーフェス)、ウノアエレのピアス・ネックレス・ワンエーアールバイウノアエレのバングル(ウノアエレ ジャパン)、バッグ・靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

洗練された美意識を感じさせる黒×グレージュの着こなし。そこに、幅広ストラップ付きのストライプバッグで縦ラインを強調しつつ、つま先に視線を集めるバックル付きヒールパンプスで黒をリフレイン。統一感とスタイルアップ効果を加速させましょう。パンツはさらりとしたタッチとしなやかなドレープ性を備えたジョーゼット素材。ウエストはベルト通しを付けずにすっきり仕上げているので、薄手トップスをオンしても余分な厚みが出ません。

【2】グレーワイドパンツ×ピンクブラウス

【2】グレーワイドパンツ×ピンクブラウス
パンツ(Theoryluxe)、ブラウス(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ スポート〉)、ピアス・ネックレス・リング(TASAKI〈TASAKI〉)、ストール(三喜商事〈アリュード〉)、バッグ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

落ち着いたグレーのパンツを、フェミニンに着こなすのが大人のセンスの見せどころ! マット×艶のトップスと透け感のあるスカーフが醸すピンクの陰影、パールとパテントパンプスが放つグレーの艶めきで、上品な色香のある着こなしを完成させましょう。パンツは青みのあるグレーのジョーゼット仕立て。両サイドに深めに入れたタックが、歩いたときの流麗な表情を後押ししてくれます。

【3】グレーパンツ×ベージュブラウス

【3】グレーパンツ×ベージュブラウス
パンツ・ブラウス・バッグ・靴(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、ネックレス・ブレスレットにしたネックレス・リング(TASAKI〈M/G TASAKI〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2018年

最愛のグレージュスタイルも、シルクの艶を効果的に取り入れることで、華やぎシーンにふさわしい装いに。パールジュエリーを中心に、バッグや靴も抜け感のある白でリンクさせ、淡色コーディネートにメリハリをつけましょう。パンツはひと目で上質とわかる、シャイニーなシルクコットン素材。肉感を拾わない、程よい厚みとゆとりのあるシルエットで、パンツスタイルに自信を授けてくれます。

【4】グレーパンツ×白Tシャツ×白ニット

【4】グレーパンツ×白Tシャツ×白ニット
Tシャツ・肩にかけたニット・パンツ・靴(アオイ〈ファビアナフィリッピ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ヘルシーなロゴTシャツも、白×グレーの配色ならモダンな印象に。合わせるボトムは、デニムなどで無難なカジュアルにしてしまうよりも、小粋なギンガムチェックのドローストリングパンツで、上品に華やぐシンプルスタイルを狙いましょう。

【5】グレーパンツ×ベスト×白トップス

【5】グレーパンツ×ベスト×白トップス
パンツ・ベスト・トップス・バッグ・ブレスレット・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン)、サングラス(モスコット トウキョウ〈モスコット〉)、リング(ダミアーニ 銀座タワー) 撮影/赤尾昌則(White STOUT ) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

パンツのチャコールグレーを基軸に、グレーの色調でシックにまとめて。温度調節に重宝するサマーベストは、肩先にあしらったブロンズのボールチェーンの意匠がリュクスな雰囲気を後押ししてくれます。

【6】グレーパンツ×水色ジャケット×白シャツ

【6】グレーパンツ×水色ジャケット×白シャツ
ジャケット・パンツ(コロネット〈ボリオリ〉)、シャツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、ポケットチーフ・バッグ(和光)、メガネ(ファブ〈セリマ〉)、ベルト(ストラスブルゴ〈メゾン ボワネ〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

カジュアルなコットンのニットジャケットだが、高密度で編まれているため形くずれもせず、きちんと感も◎。インナーの滑りを助けるため、袖のみ裏地を採用するうれしい配慮も魅力です。

ネイビーパンツの夏コーデ


【1】ネイビーパンツ×ネイビーブルゾン×白シャツ

【1】ネイビーパンツ×ネイビーブルゾン×白シャツ
パンツ(スローウエアジャパン〈インコテックス〉)、ブルゾン・シャツ(三喜商事〈イレブンティ〉)、サングラス(モスコット トウキョウ)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、バッグ(J&M デヴィッドソン 青山店)、靴(アマン〈ペリーコ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ブルゾンは、コクーン風シルエットがポイント。気になる腰周りを自然にカバーしながら、「新細身パンツ」の美脚ラインを印象的に。大ぶりの白バッグで抜け感を授ける一方、足元はあえて肌になじむニュアンスカラーを選択するのが上品さの決め手です。パンツは合わせるトップスを選ばないネイビー×ブラウンのシャドーチェック。ヒップを小さく見せつつ、ほっそりとした脚線を印象づける端正な仕立て。

【2】ネイビーワイドパンツ×ストライプシャツ×カーディガン

【2】ネイビーワイドパンツ×ストライプシャツ×カーディガン
パンツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、カーディガン(ウールン商会〈ペセリコ〉)、シャツ(アオイ〈ポール カ〉)、ピアス(アルテミス・ジョイエリ)、時計(IWC)、バッグ(アマン〈ザネラート〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

遠目にはスカートのようなネイビーパンツにブルーのシルクトップスと白ニットを合わせて、好感度の高い清涼配色をエレガントに。そこに、ひんやり輝くジュエリーや辛口ウォッチを効かせて、クール&ラグジュアリーに仕上げるのが大人の流儀です。パンツは薄くしなやかなレーヨン素材。右から左に向かって布を重ね、サイドでリボン結びするラップ仕立てがスカートライクな表情の秘密。ひざ上までは裏地を付け、下は透け感を生かして涼しげなボリュームを表現しています。

【3】ネイビーワイドパンツ×グリーンブラウス

【3】ネイビーワイドパンツ×グリーンブラウス
パンツ(イーストランド〈ヴィクトリア ヴィクトリア・ベッカム〉)、ブラウス(コロネット〈エアロン〉)、ピアス・ブレスレット・リング(フレッド)、バッグ(エストネーション〈ロフラー ランダル〉)、靴(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2018年

カクテルのように鮮やかな色使いが華やぎシーンに映える、印象的な着こなし。耳元や手元で輝くジュエリーもブルートパーズやグリーンのストーンでそろえて、美しい色のハーモニーを楽しみましょう。パンツはなめらかなサテン生地がリッチな印象を加速。ワイドシルエットながら、フロントにタックを施しているため、ウエスト周りがすっきりと整い、女性らしいしなやかさが生まれます。

【4】ネイビーパンツ×ネイビーニット

【4】ネイビーパンツ×ネイビーニット
ネックレス・ブレスレット・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、ニット・パンツ(ステラ マッカートニー ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious5月号』小学館、2017年

シンプルなネイビーニットは、大人の定番。ネイビーパンツと合わせて知的にまとめて。そして、ゴールドの煌きらめきを重ねることで、ドキッとさせるほどの美人オーラが生まれます。ゴールドジュエリーは1点だけ身につけるより、組み合わせの相乗効果で華やぎ感やこなれ感を生むもの。だから地金の色は、1色だけでまとめるより、ミックスさせたほうが効果的です。

【5】ネイビーパンツ×ノースリーブブラウス

【5】ネイビーパンツ×ノースリーブブラウス
シルクのブラウス・デニムパンツ・サングラス・ブレスレット・バッグ・靴(ルイ・ヴィトン) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious5月号』小学館、2017年

ルイ・ヴィトンの『モノグラム』を小さな幾何学柄にアレンジしたプリントブラウス。幾何学は知性とモダンさが表現できて、だれからも好かれる柄。凛としたシャツ襟で、ジャストウエストに絞りがあるので、デニムでカジュアルダウンしても、きちんとした印象に仕上がります。

【6】ネイビーパンツ×白ロングジレ×ネイビーブラウス

【6】ネイビーパンツ×白ロングジレ×ネイビーブラウス
ジャケット(三崎商事〈マロ〉)、ブラウス(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、パンツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ・靴(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

きちんと感を意識して、トップスとボトムをネイビーで統一。知的なワントーンに沿うよう、白のロングジレを合わせた額縁効果で、スタイルアップが狙えます。旬のカジュアル感に加えて品格も備えたジレは、クールな夏のオンスタイルの新戦力に。合わせるバッグも小ぶりでクリアな白を選んで色数を抑え、クールに仕上げましょう。

黒パンツの夏コーデ


【1】黒パンツ×赤カーディガン×赤ニット

【1】黒パンツ×赤カーディガン×赤ニット
パンツ(feerique)、カーディガン・ニット(ストラスブルゴ〈クルチアーニ〉)、ピアス(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、スカーフ・バングル(エルメスジャポン)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(フラッパーズ〈ネブローニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious5月号』小学館、2018年

細身パンツとはいえ、春夏に黒が多めのバランスは重く見えがち。ボトムインしたプルオーバーにスカーフで華やかな立体感を授けたり、カーディガンの肩がけで動きを出したり、と目線を上に導きましょう。パンツは深みのある黒と、リッチなとろみ感が特徴のジャージー素材。幅広のウエストベルト+サイドに斜めに配したボタンが、ウエストから腰周りを引き締めてくれます。

【2】黒パンツ×ルイ・ヴィトンのパーカー

【2】黒パンツ×ルイ・ヴィトンのパーカー
アウター・時計(ルイ・ヴィトン)、自転車(日直商会〈DE ROSA NUOVO CLASSICO〉)、パンツ/私物 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

白のラインがスポーティーな印象を放つ、フード付きナイロンパーカー。『モノグラム』パターンが施された、ドローストリングがアクセントになっています。ソフトな肌触りだから、長時間着ていても疲れ知らず。シンプルなパンツに合わせて、清らかな風が吹き抜ける公園へ。

【3】黒パンツ×白ロングプルオーバーニット

【3】黒パンツ×白ロングプルオーバーニット
シルクコットンのニット・パンツ・バッグ(コロネット〈ザロウ〉)、バングル(デペッシュモード恵比寿本店〈ペリーニ〉) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

夏の定番、チュニック丈トップスよりも、さらに華やかで存在感があるロング丈のプルオーバーニット。前身ごろの打ち合わせの重なりで、巻きスカートのように揺れる裾が、女らしく流れ落ちるすっきりシルエットに。ボトムはブラックパンツでシンプルに、露出した腕には、大ぶりバングルで大胆にインパクトを効かせましょう。

【4】黒パンツ×ストライプトップス×白カーディガン

【4】黒パンツ×ストライプトップス×白カーディガン
カーディガン・ノースリーブトップス・ベルト付きパンツ・バッグ・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ネックレス(ウノアエレジャパン〈ウノアエレ〉)、バングル(バーニーズ ニューヨーク〈ソフィー ブハイ〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

リネンシルクのカーディガンと中に合わせたシルクトップスは、裾に向けてゆるやかに広がるシルエットが秀逸。グレーのストライプは、縦ラインを強調し、視覚効果ですっきり見せる効果も。上半身にゆとりをもたせたぶん、合わせるボトムは細身の9分丈パンツでメリハリをつけましょう。

【5】黒パンツ×黒シャツ

【5】黒パンツ×黒シャツ
シャツ(コロネット〈ザ ロウ〉)、パンツ(コロネット〈ザ ロウ〉)、ネックレス・リング(ブシュロン)、バッグ(グッチ ジャパン)、靴(アノア〈リビアナ・コンティ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

どんなときでも大人の女性を魅力的に見せるオールブラックの着こなし。後ろ身ごろにゆとりをもたせた黒シャツが、ふんわりと風をはらむと翻り、涼しげなオーラを振りまいてくれます。インパクトのあるグッチのワンハンドルバッグを添えると、モード感もグッと高まって。

【6】黒ワイドパンツ×白ブラウス

【6】黒ワイドパンツ×白ブラウス
パンツ(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、ブラウス(キートン)、リング(ポメラート・ジャパン)、バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイアンソニー・ヴァカレロ〉)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

取り入れるだけで即、今どきの抜け感をつくり出す黒のガウチョパンツをチョイス。やわらかな白のシルクブラウスを合わせた着こなしで、くだけすぎず、大人の余裕あるカジュアルに仕上がります。

【7】黒パンツ×黒レースブラウス

【7】黒パンツ×黒レースブラウス
パンツ(コロネット〈ザ ロウ〉)、ブラウス(wb)、ピアス・ネックレス(インデアン・クラフト)、バッグ(DES PRÉS 丸の内店〈DES PRÉS〉)、トロッター(グローブ・トロッター 銀座)、靴(GALERIE VIE 丸の内店〈ATP〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

バカンスモードのおしゃれでは、カットワークレースのブラウスとパンツを黒でまとめ、シックカジュアルに。鮮やかなターコイズアクセサリーを効かせれば、旅の高揚感もぐっと高まります。

【8】黒パンツ×ブラウンノースリーブトップス

【8】黒パンツ×ブラウンノースリーブトップス
パンツ(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、トップス(wb)、ピアス・ネックレス・ブレスレット・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、靴(ゲストリスト〈ルチェンティ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

夏に活躍した黒のガウチョパンツも、こっくりとしたシナモンブラウンのトップスを合わせれば、ひと味違った着こなしに。ノースリーブでクール感を保ちながら、秋の気配を感じさせる洗練配色のコーディネートが完成。白小物を小気味よく効かせるのもポイントです。

【9】黒パンツ×グレージャケット×白Tシャツ

【9】黒パンツ×グレージャケット×白Tシャツ
Tシャツ(ジェームス パース 青山店)、ジャケット(ウィム ガゼット 青山店〈トネッロ〉)、アリクアムのパンツ・ソフィー ブハ イのバングル(ストラスブルゴ)、バッグ (プレインピープル丸の内〈マウロ・ゴヴェ ルナ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/小池紀行・宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

ジャケット着用時こそ、涼やかに凛とありたいもの。背抜きのジャケットのインには、風通しのよい薄手の一枚が好相性です。