華やかさがあるいっぽう、甘やかな色なだけにオンタイムに大人がかっこよく取り入れるのは難しい…と敬遠している人も少なくないピンク。そこで参考にしたいのが、デンマーク「メアリー王妃」のこの夏の装いです。タスマニア出身のビジネスウーマンであった王妃らしく、フェミニンな印象の可憐なカラーをお仕事シーンにもフィットする、キリッと辛口なムードにスタイリング。多彩なトーンを知的に着こなしていた53歳の最新コーデをスナップで紐解いていきましょう。
■1:洗練ホワイトをペールピンクで優しげに仕上げて

2025年7月3日にデンマークのオーフスにあるアロス美術館に到着。「マックスマーラ」のジレとワイドパンツのセットアップにボクシーなジャケットを羽織っています。清々しい白の上下に、まろやかに馴染む淡いピンクのジャケットがソフトさをプラス。凛々しさと親しみやすさを両立し、好感度抜群なスタイルを完成。
■2:ピーチカラーのパワースーツで甘辛ミックスに

2025年7月1日、コペンハーゲンにあるアマーストランドで行われたエーレスンド橋の25周年記念式典に出席しました。纏っているのは王妃と同じオーストラリア発のブランド、「スキャンラン・セオドア」のスーツ。ビッグなラペルのジャケットとセンタープリーツ入りのパンツの組み合わせです。マスキュリンで迫力あるフォルムは、インナーにピンクを重ねても甘くなり過ぎません。ベルトやパンプスもピンクを選択し、トーンの微差が奥行きを感じさせる、リズミカルなオールピンクコーデに仕上げています。
■3:ブラック×ネオンピンクのボールドなコントラスト

2025年5月22日、コペンハーゲンで、ガラディナーに出席。カシュクールブラウスに「アーデム」のミディ丈スカートの組み合わせです。黒とネオンピンクの遠目にも目を引く、メリハリある大胆な配色。強いピンクが、存在感を発揮し華やかなシーンで着映えます。艶やかなパテントのパンプスがドレッシーな雰囲気を後押し。「ディオール」のビンテージなチョーカーが装いに遊び心を添えています。
デンマーク「メアリー王妃」がこの夏披露した、ピンクの装いをご覧いただきました。甘いカラーを大人が纏う際の最適解と言えそうな、凛とした着こなし。溌剌としたアティテュードもかっこよくピンクを取り入れる秘密といえそうです!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子