自国ブランドのファストファッションもセンスよく取り入れ、優雅に着こなすスペイン王国のレティシア王妃。その洗練された佇まいは決して生まれながらの美貌によるだけのものではなく、品性とインテリジェンスの高さを物語っているようにも感じます。
そんな王妃が普段よりリラックスした装いを披露するのが、毎年恒例のマヨルカ島でのバカンスです。今回は来月9月15日に53歳を迎える美しきアラフィフの最新スタイルをスナップで紐解いていきましょう。
■1:バカンスだからこそ楽しみたい!大人ピンクを堪能

2025年8月5日、マヨルカ島のラ・ロンハで開催されたジョアン・ミロの展覧会「Paysage-Miro」に出席。「ボス」のサンドレスはボディにシャーリングが施され、ウエストから裾に向かい広がるシルエットがピンクの甘いムードをさらに高めます。足元は定番のエスパドリーユでリゾートな仕上がりに。揺れるピアスで顔まわりに華やかさを添え、マヨルカ発ブランドのクラッチもピンクを選んで大人のピンクワントーンを完成。
■2:エフォートレスでシック!華やかな真夏の白

2025年8月4日、マヨルカのマリベント宮殿で晩餐会を主催。イビサ島出身のデザイナー「トニー・ボネット」によるストラップ付きのミディ丈ワンピースを着こなしています。アイレットのディテールと可憐なフリルのネックラインが華やかな一着。美しいレースを引き立てるように、ネックレスはなしでナチュラルで軽やかなスタイリングに。メタリックなウェッジヒールのサンダルでバランスアップし、スッキリとした印象に仕上げています。
■3:白のコルセットドレスをゴールドジュエリーで大胆にクラスアップ

2025年8月3日、ラ・ミゼリコルディア文化センターで開催されたアトランティダ・マヨルカ映画祭2025の閉会式に出席。この日に着ていたコルセット風のウエストが特徴のミディ丈ワンピースはリネン素材です。足元は、5cmヒールのアンクルストラップをセレクト。靴に合わせてクラッチバッグもメタリックカラーに。上品な華やかさを放っています。また、ボリュームのあるイヤリングと揃いのブレスレットで、ナチュラルな佇まいに大胆なアクセントを添えています。
今回はスペイン・レティシア王妃がマヨルカ島で魅せた、リゾートムードいっぱいな装いをお届けしました。バカンスらしい大胆な肩や胸元の肌見せも、脚を長め丈で隠すことにより大人のエレガントなバランスに。残暑厳しい今日この頃、気温の高い日のドレスアップの参考にしてみてはいかがでしょうか。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子