いつものTシャツコーディネートに変化を加えたいとき、モノトーンコーディネートにひねりを加えたいとき… そんなときに役立つのが「腰巻きスカーフ」のテクニック。簡単なのに大きく見違える小物活用法は必見です!

■1:アナベル・ローゼンダールは…プリントスカーフを加えモノトーンが単調になるのを防止

フリンジカットになったツヤスカーフが立体感を高めます。
フリンジカットになったツヤスカーフが立体感を高めます。

2025年8月4日、コペンハーゲン ファッションウィークを訪れたインフルエンサーのアナベル・ローゼンダール。身体が泳ぐぶかっとした白のオーバーサイズTシャツに、程よくスリムな黒ハーフパンツを合わせたシンプルな着こなしです。Tシャツの裾をインしたり、パンツのセンタープレスを活かしてスタイルアップ効果を獲得。これだけだとややさっぱりしたモノトーンコーディネートになりますが、微光沢感のあるフリンジカットのプリントスカーフを腰に巻いて、ブラッシュアップ。クラシカルなスカーフが端正な小物と共鳴して、着こなしの完成度がアップしました。

■2:ヴィクトリア・トーマスは…涼感コーデにブラウンを差してほんのり季節感を更新

カジュアルをベースに、きれいめ小物を加えてミックススタイルに。
カジュアルをベースに、きれいめ小物を加えてミックススタイルに。

2025年7月下旬、ブリュッセルにてブロガーのヴィクトリア・トーマスをスナップ。明るい色味で統一したグレーのショートTシャツと、ブルーのワイドデニムパンツを使って涼感をアピール。プレーンな上下を飾り付けるように、なめらか素材のブラウンプリントスカーフを添えるとほんのり秋らしさが加わり、さらにクラスアップも叶います。小物は編み込みレザーバッグとアニマル柄パンプスを選び、小気味よくまとめました。

■3:ギリ・ビーガンは…爽やかホワイトに黒を差してモダンさを底上げ

ヘアをタイトにまとめたり、引き締め力のある黒スカーフを太ベルトのように巻いて白の膨張問題をクリア。
ヘアをタイトにまとめたり、引き締め力のある黒スカーフを太ベルトのように巻いて白の膨張問題をクリア。

2025年7月上旬、パリ ファッションウィーク開催中のストリートでスナップされた、雑誌『JOYS』の編集長を務めるギリ・ビーガン。夏に活躍するホワイトコーディネートは、ハリのある素材にこだわって構築的なラインを描いて。またレーススカートをインに仕込み、奥行きを演出。ほかのアイテムは白と対極にある黒をセレクトし、シックなオーラを放って。スカーフを腰巻きしてホワイトの上下を飾り付けると、間延びを解消することにも成功。


夏の終盤に役立つ「腰巻きスカーフ」テクニックを使ったスナップをご紹介しました。秋の気配を感じさせることもできるので、コーディネートの更新にぴったり。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香