着回しやすくタイムレスに活躍するボーダー柄は、襟のあるポロシャツなら上品さを両立でき、さらにVネックが生まれるためシャープに着こなすことができます。ほんのり秋の気配を感じさせていた3名のコーディネートをチェック。

■1:フェリシア・エイカーストロムは…ボーダーとタックを頼りにオールブラウンにリズムを加える

ブラウンでまとめることにより、夏服のまま秋らしさをトッピング。
ブラウンでまとめることにより、夏服のまま秋らしさをトッピング。

きれいめカジュアルな着こなしが得意な、コンテンツクリエイター、インフルエンサーのフェリシア・エイカーストロム。太い線と細い線が繰り返されたボーダー柄ポロシャツは、すぼまった袖口が上品さを倍増してくれます。そこにタックワイドパンツを合わせれば、大人しいオールブラウンの装いに立体感が宿って。さらに小物選びにもこだわったフェリシア。トップスの裾をインしてベルトマークし、パンツのタックデザインを引き立てながら脚長効果をプラス。色味を変えた赤みブラウンのショルダーバッグを添え、奥行きを授けてフィニッシュ。

■2:ジャンカ・ポリアーニは…鮮やかな緑と上品ネイビーを合わせ季節をまたぐお洒落を堪能

タイトにまとめたヘアスタイルや、シャープなポインテッドトゥパンプスがあればスタイリッシュ。
タイトにまとめたヘアスタイルや、シャープなポインテッドトゥパンプスがあればスタイリッシュ。

コンサルタント、スタイリストのジャンカ・ポリアーニは、生き生きとフレッシュな夏らしいグリーンと、秋を感じるノーブルなネイビーを融合させ、季節をまたぐお洒落を楽しんでいました。グリーンとネイビーのなかに白の細い線が走るボーダーポロシャツは、爽やかさを演出できる一枚。ギャザーフレアが甘いミニスカートも、ボーダー柄に馴染むイージーなウエストデザイン、上品なネイビーなら大人も気負いなく取り入れることができます。

クラスアップするために、ツヤめくライムグリーンのポインテッドトゥパンプスを迎えて。仕上げに真っ白なバッグを投入して、切れ味よくまとめました。

■3:ファッションウィークのゲストは…ニットポロ×モノトーンで秋らしさを共存させて

裾をインしたら少しだけ引き出し、腰周りに動きをつけて。
裾をインしたら少しだけ引き出し、腰周りに動きをつけて。

こちらのゲストは、ニット素材の白黒ボーダーポロシャツを使って、端境期ならではの着こなしへ。白の分量が多めなので、残暑のときでも暑苦しくなる心配がありません。袖にゆとりがあるデザインを、コンパクトな黒のミニスカートで引き締め。ポケットの内袋が覗く印象的なデザインが活きて、テンポの良いモノトーンスタイルにまとまっています。スリングバックのキトゥンヒールパンプス、端正なハンドバッグを迎え、グッドガールなコーディネートを完成させました。


最新のコーペンハーゲン ファッションウィークのストリートスナップから「ボーダー柄ポロシャツ」を使ったコーディネートをご紹介しました。カジュアルながらも、襟付きのポロシャツならキレイを獲得できます。さらに着回し力も備えているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

関連記事

この記事の執筆者
Precious.jp編集部は、使える実用的なラグジュアリー情報をお届けするデジタル&エディトリアル集団です。ファッション、美容、お出かけ、ライフスタイル、カルチャー、ブランドなどの厳選された情報を、ていねいな解説と上質で美しいビジュアルでお伝えします。
PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香