2025年に発表された渾身のタイムピースがすべての “物語” の扉を開く…時を装い、時をまとう歓び【心を揺さぶる「新作ウォッチ」】

光を遊ばせる装飾、感情を揺らす色、意志を刻む技巧が手元に華やぎを添え、仕草に凛とした気配を重ねていく──。そんな魅力を携えた姿で現れた、今年の新作ウォッチ。

ジュエリーのように装うもの、変貌を遂げたアイコン、クラシックの刷新、詩情を紡ぐもの、スモールサイズ…etc.。今という時代を照らす、美しきシグネチャーがここに。

【エルメス】自由な発想で生まれた装うためのタイムピース、感性のままに楽しんで

「エルメス」の高級時計『マイヨン リーブル ブローチ』
『マイヨン リーブル ブローチ』¥11,275,000[予価、12月発売予定]●ケース:PG×DIA ●ケースサイズ:縦35×横23mm ●クオーツ(エルメスジャポン)

アンカーチェーンのコマを再構成したフォルムが、ブローチとしてもペンダントとしても機能する設計に昇華。ピンクゴールドのフェイスをブリリアントカット・ダイヤモンドが囲み、クッションシェイプのトルマリンが彩りを添える。コンパクトなダイヤルが造形の一部として溶け込み、ポリッシュとサテンの仕上げが面構成に穏やかな変化を生んでいる。

「エルメス」の高級時計『マイヨン リーブル ブローチ』
 

付属する黒のヴォー・スウィフト製のクロシェットに収めてペンダントとして装う際は、トルマリン付きパーツを外して使用する。


時間を装う、という発想を自由にほどいてみる。そんな問いかけに応えるように生まれたのが、『マイヨン リーブル ブローチ』。アンカーチェーンを再解釈したフォルムは、ブローチとしてもペンダントとしても装える、まさに「エルメス」の発明です。

中心にあるオーバル形のタイムピースには、時を告げる以上の美学が宿ります。付属のマットブラックのクロシェットに守られた姿は、秘めた時間の感覚さえ漂わせるよう。ピンクゴールドのケースには、ダイヤモンドがぎっしりと敷き詰められ、テラコッタカラーのトルマリンが彩りと共に豊かなニュアンスを添えています。

そして、ミニマルなピンクゴールドのフェイスと針が光を受けて、時の輪郭を照らしていく。そうした意匠は記号でも機能でもない。時間とジュエリーの間に開かれた、いわば「身につける詩」。そしてこの詩は、個性という名の意志を、確かに伝えてくれるのです。

※掲載商品の価格は、税込みです。
※文中の表記は、PG=ピンクゴールド、DIA=ダイヤモンドを表します。

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問い合わせ先

エルメスジャポン

TEL:03-3569-3300

PHOTO :
池田 敦(CASK)
STYLIST :
関口真実
EDIT&WRITING :
安部 毅、安村 徹(Precious)