2025年に発表された渾身のタイムピースがすべての “物語” の扉を開く…時を装い、時をまとう歓び【心を揺さぶる「新作ウォッチ」】
光を遊ばせる装飾、感情を揺らす色、意志を刻む技巧が手元に華やぎを添え、仕草に凛とした気配を重ねていく──。そんな魅力を携えた姿で現れた、今年の新作ウォッチ。
ジュエリーのように装うもの、変貌を遂げたアイコン、クラシックの刷新、詩情を紡ぐもの、スモールサイズ…etc.。今という時代を照らす、美しきシグネチャーがここに。
【VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン)】幻想的なダイヤルに刻んだマルタ十字と幾何学模様が創業270周年を祝う

270周年を記念するモチーフとして、マザー・オブ・パールの文字盤に、メゾンを象徴するマルタ十字と幾何学模様をエングレービングで表現。PG製のケースや針、インデックス、そしてダイヤモンドがその華やぎを際立たせている。ムーンフェイズ機構が月の満ち欠けを表示しながら、優雅な時を刻む。文字盤の色調に合わせたピンクのストラップも素敵。

ムーブメントには、複数のブリッジ上で途切れることのない、流れるようなラインを刻むコート・ユニーク仕上げが施されている。
透き通るような質感のマザー・オブ・パールに浮かぶ、月と星の幻想。その余韻を受けて、繊細なピンクの色調にゴールドのインデックスや針が優美な輝きとなって時間の奥行きを際立たせています。6時位置のスモールセコンド、38時間のパワーリザーブ、そして高精度のムーンフェイズ。そのすべてが、詩的な情景のなかに整然と配置され、複雑な機構が美しさと溶け合っているのです。
ケースにはブリリアントカット・ダイヤモンドがあしらわれ、リュウズの先にもひと粒の光が。ストラップに選ばれたのは、艶やかなピンクのアリゲーターレザー。肌に触れるたびに感性を研ぎ澄ませてくれます。
270年の歴史を記念する意匠として、マルタ十字と幾何学模様をエングレービングで施した文字盤。その奥に脈打つのは、受け継がれた哲学と革新の意志。時の詩情と構築美が溶け合うこの時計は、手元に確かな品格をもたらすでしょう。
※掲載商品の価格は、税込みです。
※文中の表記は、PG=ピンクゴールド、DIA=ダイヤモンドを表します。
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- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 関口真実
- EDIT&WRITING :
- 安部 毅、安村 徹(Precious)