2025年に発表された渾身のタイムピースがすべての “物語” の扉を開く…時を装い、時をまとう歓び【心を揺さぶる「新作ウォッチ」】
光を遊ばせる装飾、感情を揺らす色、意志を刻む技巧が手元に華やぎを添え、仕草に凛とした気配を重ねていく──。そんな魅力を携えた姿で現れた、今年の新作ウォッチ。
ジュエリーのように装うもの、変貌を遂げたアイコン、クラシックの刷新、詩情を紡ぐもの、スモールサイズ…etc.。今という時代を照らす、美しきシグネチャーがここに。
【DIOR(ディオール)】レースと花々を描いた繊細な刺繍モチーフが優雅に揺れ動く仕掛け

ムーブメントのローターをあえて文字盤側に配し、その動きを装飾の一部として可視化。WGとPT製のレースモチーフには、16石のピンクサファイアと19石のダイヤモンドをセット。手彫りの花々にはカラーペイントが施され、漆黒のマザー・オブ・パールに浮かび上がる。ブラックサテンストラップが優美な印象を引き締めている。

ケース裏にはローターがなく、本作を駆動させるムーブメントが露わに。花々のペイント越しに、その美しい姿を確認できる。
手首の上にふわりと舞い降りた、花々の祝祭。繊細な刺繍を思わせる意匠が、文字盤の上で色と輝きをつないでいきます。まるでドレスの裾がひらりと揺れるように、ローターが回転するこの時計は、クチュールとウォッチメイキングが響き合う “動く芸術”。
ブラックマザー・オブ・パールの上に繊細に施されたのは、ホワイトゴールドとプラチナによる緻密なレースモチーフ。その上には、カラーペイントを施された手彫りの花々。ダイヤモンドやピンクサファイアの煌めきが、刺繍のひと針ごとに込められた想いを可視化し、繊細な感情の層をそっと重ねていきます。ベゼルにはブリリアントカット・ダイヤモンドを。ストラップは高貴なブラックサテン。
すべての要素が高揚と品格を奏でながら、身につける人の感性と深く共鳴していきます。これは、時間と美が寄り添う物語。華やぎの余韻が、感性のなかで確かに花開いていくのです。
※掲載商品の価格は、税込みです。
※文中の表記は、SS=ステンレススティール、DIA=ダイヤモンドを表します。
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- 池田 敦(CASK)
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