2025年に発表された渾身のタイムピースがすべての “物語” の扉を開く…時を装い、時をまとう歓び【心を揺さぶる「新作ウォッチ」】
光を遊ばせる装飾、感情を揺らす色、意志を刻む技巧が手元に華やぎを添え、仕草に凛とした気配を重ねていく──。そんな魅力を携えた姿で現れた、今年の新作ウォッチ。
ジュエリーのように装うもの、変貌を遂げたアイコン、クラシックの刷新、詩情を紡ぐもの、スモールサイズ…etc.。今という時代を照らす、美しきシグネチャーがここに。
【IWC(アイ・ダブリュー・シー)】今の感性で研ぎ澄ませた造形の本質と美意識をレッドゴールドに託して

1970年代の意匠をもとに、35mm径のケースで再構築。5つのビスを配したベゼルとグリッドパターンのダイヤルが、設計美を主張する。ポリッシュとサテンを織り交ぜたレッドゴールドの表面が、奥行きのある表情を生んでいる。ケースバックからは自社製ムーブメントとゴールド仕上げのローターが覗き、細部に宿る精度と誇りを物語る。
1970年代の名作『インヂュニア SL』のデザインを受け継ぎながら、現代の感性で再構築されたモデル。手元を美しく引き締める35mm径というコンパクトなプロポーションに宿る、堅牢さと精密な仕上げが見どころです。
ブレスレット一体型のケース構造に、5つのビスを配した特徴的なベゼル。サテンとポリッシュを巧みに織り交ぜたレッドゴールドの表面には、光と影がゆるやかに交差します。ダイヤルに刻まれたのは、線とスクエアが規則正しく並ぶグリッドパターン。繊細ながら意志を感じさせる模様が、所有者の内にある芯の強さを映し出すかのようです。
搭載するのは、約42時間連続駆動する自動巻きムーブメント。裏蓋から覗くゴールド仕上げのローターや職人による伝統的な装飾が、設計の美学と技術の誇りを語っています。手元にこの時計を迎えること。それは、日常に確信という名の重みを添える選択となるでしょう。
※掲載商品の価格は、税込みです。
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- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 関口真実
- EDIT&WRITING :
- 安部 毅、安村 徹(Precious)