夏にあえて取り入れるスタイリッシュな黒コーデ。黒アイテムを取り入れたコーデや、全身を黒でまとめたコーデ、黒に合わせたい差し色など、たっぷりご紹介します。

【目次】

レディース夏の黒コーデ


【1】黒ジャケット×黒スカート×白ブラウス

【1】黒ジャケット×黒スカート×白ブラウス
ジャケット(オールウェイズ〈ミカコ ナカムラ〉)、スカート(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、トップス(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、ベルト(yoshie inaba)、ネックレス・バングル・ブレスレット(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

きちんと感のある黒ジャケットに、爽やかなコントラストを描く白のシルクブラウスを合わせ、知的な印象に。さらにクリアな白バッグを添えて、全体のトーンを明るく仕上げると、清涼感もアップします。

【2】黒ジャケット×黒パンツ×黒ドットブラウス

【2】黒ジャケット×黒パンツ×黒ドットブラウス
パンツ・ジャケット・ブラウス・ピアス・チョーカー・リング・バッグ・靴(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ダブルのジャケットをはおり、オーラ漂うオールブラックのコーディネートに。すらりと伸びるパンツのラインだけでなく、ポルカドットのシルクブラウスや透け感のあるヒール靴から女らしさが漂います。細かいリブが特徴のシガレットパンツは‘ディオールで定番的人気を誇る一本。落ち感のきれいなタフタ織りのコットンシルク素材で、シャープな美脚ラインをかなえてくれます。

【3】黒ワンピース×グレージュカーディガン

【3】黒ワンピース×グレージュカーディガン
コットンシルクカーディガン・レーヨンストレッチのノースリーブワンピース(三喜商事〈アニオナ〉)、ピアス(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)、時計(DKSHジャパン〈ベダ&カンパニー〉)、バッグ(トッズ・ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

ふっくらとした袖や一部にリブが施されたデザインが、上品なグレージュを表情豊かに見せるカーディガン。しなやかな黒ワンピースに、軽やかな女らしさを添えましょう。

【4】黒ロングワンピース×グレーブルゾン

【4】黒ロングワンピース×グレーブルゾン
アウター・ワンショルダーのワンピース・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

肌寒いときさっとはおれるショート丈のアウターは、光沢とハリのある素材感。肩から袖にかけて施された2本のボールチェーンのストライプが、スポーティーな気分をリッチに演出しましょう。パンツとアクティブに着こなすのもいいけれど、今度の週末は、あえて黒のロングワンピースに合わせてドラマティックに。

【5】黒ワンピース×バッグ

【5】黒ワンピース×バッグ
ワンピース(コロネット〈エアロン〉)、バングル(ファンエンパイヤ〈ファンエンパイヤ〉)、バッグ(デルヴォー・ジャパン)、靴(JIMMY CHOO)、傘(トラディショナル ウェザーウェア 青山ウィメンズ店〈トラディショナル ウェザーウェア〉 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

清涼感のあるさらりとした着心地のワンピース×存在感のあるボーダー傘で、雨でもハッピーに過ごせる快適スタイルに!

【6】黒ペプラムワンピース×バッグ

【6】黒ペプラムワンピース×バッグ
ワンピース(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉)、イヤリング・バッグ・靴(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

後姿が美しいペプラムワンピースを主役にしたコーディネート。総レースのトップス部分や、後ろのスリットなど、気分から女らしさを上げる一枚です。

【7】黒サマードレス×ストール

【7】黒サマードレス×ストール
サンダル『ケリメタリック』(デッカーズジャパン〈アグ〉)、ドレス(コロネット〈フォルテフォルテ〉)、ストール(チェルキ〈アンドレ マウリーチェ〉)、イヤリング(デペッシュモード恵比寿本店〈ドナテラ・ペリーニ〉)、バングル(デペッシュモード恵比寿本店〈グレコ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

リラックス感のあるブラックサマードレスに、フラットなサンダルが心地いい季節。なかでもスポーティーなラバーソールのサンダルを合わせるのが、上級センスの見せどころ。履き心地のいいインソールを装備したサンダルは、シルバーの艶が華やかな女らしさを添えてくれます。

【8】黒ワンピース×バッグ

【8】黒ワンピース×バッグ
ワンピース(ストラスブルゴ〈サポート サーフェス〉)、ペンダント(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、サングラス(ケリング アイウエアジャパン〈ポメラート〉)、日傘(ヴァルカナイズ・ロンドン〈フォックス・アンブレラ〉)、バッグ(JIMMY CHOO)、靴(クリスチャン ルブタン ジャパン) 撮影/小池紀行(パイルドライバー) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

涼感を意識した麗しいエレガンス派のブラックスタイル。硬質な光のメリハリで凛としたたたずまいに。

【9】黒スカート×黒レーストップス

【9】黒スカート×黒レーストップス
スカート(ラ・フォンタナ・マジョーレ 丸の内店〈ル ヴェルソーノアール〉)、トップス(ウィム ガゼット青山店〈エルピーシー〉)、眼鏡(ミラリ ジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉)、リング(ショーメ)、時計(ジャガー・ルクルト)、インナー/スタイリスト私物 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

忙しい日だって、エレガントな着こなしで決めたいから、繊細なレーストップスを選択。いつもなら黒のタイトスカートを合わせているところ、この夏は軽やかなふんわりスカートに替えて、親しみのある優しげな雰囲気に仕上げましょう。スカートは、長時間座っていてもシワが目立ちにくいタフタ素材だから、デスクワークの日に最適です。

レディース夏の黒カーディガンコーデ


【1】黒カーディガン×黒ニット×デニムパンツ

【1】黒カーディガン×黒ニット×デニムパンツ
バッグ(バーニーズ ニューヨーク〈カパフ〉)、カーディガン・ニット(スローン)、デニム(ゲストリスト〈Yoshiko Tomioka For RED CARD〉)、バングル(ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス表参道店〈キャッツ〉)、靴(J.M.WESTON 青山店〈J.M.WESTON〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

オーソドックスな着こなしをセンスよく印象づけるのは、遊び心のあるかごバッグと上質なローファー。手元のバングルで、女らしさを添えましょう。

【2】黒カーディガン×白ワンピース

【2】黒カーディガン×白ワンピース
カシミヤのカーディガン(VINCE 表参道店)、ノースリーブワンピース(コロネット〈エアロン〉)、ピアス(ストラスブルゴ〈サイモン アルカンタラ〉)、ベルト(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ(トッズ・ジャパン)、靴(セルジオ ロッシ) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

動くたびに揺れ、リュクスなムードが漂うロング丈カーディガン×ワンピースには、美人オーラが漂います。ウエストマークをして端正さを加味するのが、大人のバランスです。

【3】黒カーディガン×黒ワンピース

【3】黒カーディガン×黒ワンピース
ワンピース(ブルネロ クチネリ ジャパン)、カーディガン・ネックレス・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン)、バングル(ファンエンパイヤ〈ファンエンパイヤ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

自分だけの時間に着たいのは、リネン×シルクのサマーニットワンピース。どんな態勢でも体にフィットするゆるやかな着心地が、穏やかな時間へと誘ってくれます。

【4】黒カーディガン×黒パンツ

【4】黒カーディガン×黒Tシャツ×黒パンツ
Tシャツ(ヤマツゥ〈モンロー〉)、カーディガン(クルチアーニ銀座店)、パンツ(ザ シークレットクロゼット神宮前〈シクラス〉)、サングラス(リエート〈バートン ぺレイラ〉)、ピアス・ブレスレット・バングル・時計・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

こなれ感のあるVネックTシャツには、肩がけしたカーディガンやスポーティーな時計でかっこよく。日本人に合わせて調整したVラインは、深めながらも、インナーが見えにくいつくりが魅力です。

レディース夏の全身黒コーデ


【1】黒ナイロンパーカー×黒パンツ

【1】黒ナイロンパーカー×黒パンツ
アウター・時計(ルイ・ヴィトン)、自転車(日直商会〈DE ROSA NUOVO CLASSICO〉)、パンツ/私物 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

白のラインがスポーティーな印象を放つ、フード付きナイロンパーカー。「モノグラム」パターンが施された、ドローストリングがアクセントになっています。ソフトな肌触りだから、長時間着ていても疲れ知らず。こんな軽快なアウターを着て、清らかな風が吹き抜ける公園へ。

【2】黒ワンピース×黒バッグ

【2】黒ワンピース×黒バッグ
ワンピース(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、リング(シハラ ラボ〈シハラ〉)、バッグ(ロベルタ ディ カメリーノ ファーイースト〈ロベルタ ディ カメリーノ〉)、靴(ピエールアルディ 東京) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

ご挨拶をするときには、いつもよりもコンサバを意識。黒でも、幾何学柄の華やかなマクラメレース×艶のある黒小物で喪服感を払拭させましょう。

【3】黒ジャケット×黒パンツ×黒ブラウス

【3】黒ジャケット×黒パンツ×黒ブラウス
靴(クリスチャン ルブタン ジャパン)、ジャケット・ブラウス・パンツ(トムフォード ジャパン)、ネックレス・イヤリング(ヴァン クリーフ&アーペル) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

歩くたびにルブタン特有のレッドソールがのぞき、ハッとさせる黒のパテントパンプス。細身のシルエットとサイドの大胆なカーブが印象的なロングセラーの靴は、足元から女性を艶めかせます。

【4】黒ブラウス×黒パンツ

【4】黒ブラウス×黒パンツ
パンツ(コロネット〈ザ ロウ〉)、ブラウス(wb)、ピアス・ネックレス(インデアン・クラフト)、バッグ(DES PRÉS 丸の内店〈DES PRÉS〉)、トロッター(グローブ・トロッター 銀座)、靴(GALERIE VIE 丸の内店〈ATP〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

バカンスモードのおしゃれでは、カットワークレースのブラウスとパンツを黒でまとめ、シックカジュアルに。鮮やかなターコイズアクセサリーを効かせれば、旅の高揚感もぐっと高まります。

【5】黒シャツ×黒パンツ

【5】黒シャツ×黒パンツ
シャツ・パンツ(コロネット〈ザ ロウ〉)、ネックレス・リング(ブシュロン)、バッグ(グッチ ジャパン)、靴(アノア〈リビアナ・コンティ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

慌ただしくも活気に満ちた一日の始まりは、どんなときでも大人の女性を魅力的に見せるオールブラックの着こなしで、気持ちをキリッと引き締めて。颯爽と歩けば、後ろ身ごろにゆとりをもたせた黒シャツが、ふんわりと風をはらんで翻り、涼しげなオーラを振りまきます。インパクトのあるグッチのワンハンドルバッグを添えると、モード感もグッと高まって。

【6】黒ワンピース×バッグ

【6】黒ワンピース×バッグ
ワンピース(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダ〉)、眼鏡(シャネル アイウェア事業部)、時計(ブルガリ ジャパン)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious5月号』小学館、2018年

細かいチェック柄を配した、モノトーンのワンピース。ボディーラインを美しく際立たせるカーヴィなシルエットだから、シックカラーでも十分華やかです。クラシカルな七分袖に、シャープなVネックの肌見せバランスが、抜け感を演出する進化したレディースタイル。合わせる小物は艶感や輝きを携えた黒を効かせることが上品スタイルの掟です。

夏の黒コーデに取り入れる差し色


【1】黒×ブルー

【1】黒×ブルー
バッグ『マイ レディディオール』・ブラウス・パンツ・ピアス(クリスチャン ディオール〈ディオール〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious5月号』小学館、2018年

ドット柄ブラウス+パンツのシック&エレガントな着こなし。そこに、ピンバッジでカスタマイズしたブルーのバッグで鮮やかな遊び心を演出しましょう。エレガンスもモードも心得た大人の余裕が香り立ちます。

【2】黒×白

【2】黒×白
マックスマーラのブルゾン・パンツ・バッグ・スポーツマックスのニット(マックスマーラ ジャパン)、ブレスレット/(TASAKI〈M/G TASAKI 〉)、靴(JIMMY CHOO) 撮影/竹内裕二 BY:『Precious7月号』小学館、2017年

定番のモノトーン配色を、今年らしく輝かせるなら、スポーティーなアイテムを選択。ほんのり光沢のあるMA-1風のブルゾンは、フレアスカートのように揺れるシルクパンツを合わせ、女らしい華やかさを。夏に重たく見えがちな黒の着こなしも、インナーに白ニットを合わせれば、すっきりと涼しげな印象に仕上がります。

【3】黒×シルバー

【3】黒×シルバー
ワンピース・ジャケット(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉)、眼鏡(ミラリ ジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉)、ネックレス(フレッド)、時計(DKSHジャパン〈べダ&カンパニー〉)、バッグ(JIMMY CHOO)(アクリスジャパン〈アクリス〉)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

控えめなブラックスタイルには、爽やかなシャープさを加えるメタリック小物をプラスしましょう。

【4】黒×キャメル

【4】黒×キャメル
ワンピース(マックスマーラ ジャパン〈マックスマーラ〉)、ベルト(プレインピープル丸の内〈プレインピープル〉)、帽子(ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店〈カミンスキーXY〉)、ブレスレット・チャーム(エルメスジャポン)、トラベルケース(グローブ・トロッター 銀座)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

ベルトとサンダルのレザーで効かせたタンカラーが黒にメリハリをつけ、こなれた感を演出してくれます。

レディース夏の黒ガウチョパンツコーデ


【1】黒ガウチョパンツ×白ブラウス

【1】黒ガウチョパンツ×白ブラウス
パンツ(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、ブラウス(キートン)、リング(ポメラート・ジャパン)、バッグ(イヴ・サンローラン〈サンローラン バイアンソニー・ヴァカレロ〉)、靴(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

取り入れるだけで即、今どきの抜け感をつくり出す黒のガウチョパンツ。やわらかな白のシルクブラウスを合わせた着こなしで、くだけすぎず、大人の余裕あるカジュアルに仕上がります。

【2】黒ガウチョパンツ×水色シルクブラウス

【2】黒ガウチョパンツ×水色シルクブラウス
パンツ(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、シルクブラウス(TOMORROWLAND〈BALLSEY〉)、ベルト(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バングル(ファンエンパイヤ)、バッグ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、靴(J.M. WESTON 青山店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

みずみずしいブルーの配色で、ボリュームのある黒パンツも軽やかな印象に。

【3】黒ガウチョパンツ×ブラウンノースリーブ

【3】黒ガウチョパンツ×ブラウンノースリーブ
パンツ(東レ・ディプロモード〈セブンティ〉)、トップス(wb)、ピアス・ネックレス・ブレスレット・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈ジョルジオ アルマーニ〉)、靴(ゲストリスト〈ルチェンティ〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious8月号』小学館、2017年

黒のガウチョパンツも、こっくりとしたシナモンブラウンのトップスを合わせれば、ひと味違った着こなしに。ノースリーブでクール感を保ちながら、洗練配色のコーディネートへと導いて。白小物を小気味よく効かせるのもポイントです。