夏に受けた紫外線や室内外の温度・湿度差によるダメージは、いまの時期に肌に表れます。肌の落ち込み感を放っておくと、エイジングが加速される原因に。美容のプロは、どのようなアイテムを選んでケアしているのでしょうか。ビューティPRコンサルタントの松本晶子さんに、愛用のスキンケアを教えていただきました。

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目指すは頬位置アップ!高い保湿力と攻めの成分で上向きを狙う
「夏疲れが肌に表れるこの時期。いちばん気になるのが、肌のしぼみ感です。紫外線や汗、エアコンなどによる乾燥によって、肌が全体的に落ちているように感じませんか? 一見、汗や皮脂で潤っているように見えても、内部は乾燥し、お手入れ不足もあいまってハリ不足になりがちなのです。この時期は、スキンケアの基本でありながら最も大事な乾燥ケアと、肌全体を上向きにするケアに注力するタイミングだと思っています。
ほうれい線やあご周りなどのエイジングサインは顔の下半分にあるので、部分ケアだけしてしまいそうですが、顔全体のケアをして顔全体にハリとツヤが出るようなスキンケアを選びます。使うアイテムは、化粧水、美容液、クリームという普段通り。しかしながら、化粧水よりも濃密な化粧液だったり、クリームのような美容液だったりと、まるでひとつ先のアイテムを使っているかのように濃密なアイテムを選ぶと、頼もしいと感じます」と、松本さん。実際に松本さんがいま愛用しているスキンケアアイテムをご紹介いただきました。
「ミルボンとコーセーの共同開発で生まれた化粧液で、ゆるんだ肌を密度の高い肌に」(松本さん)
![ミルボン インプレア リンクレスチューナー 200ml ¥7,700[医薬部外品]](https://precious.ismcdn.jp/mwimgs/b/e/720mw/img_be668528f2c47211ccaa4e03b83fd642218522.jpg)
「ミルボンとコーセーがダックを組んだブランド“インプレア”。通っている美容室で紹介されて使い始めました。肌の常在菌に着目していて、安定感のある肌へと導きながら、いまあるシワへアプローチしてくれます。化粧水と美容液の効果を併せ持った化粧液だから角層ケア力が高く、ゆるんだ肌を密度の高い肌に。とろみがありながらも肌へのなじみが良く、つけた後は肌がもちっと潤ってふっくら。1品2役なので、時短になるのもうれしい。夏の乾燥でしぼんでいた肌が元気になります」(松本さん)
「なめらかなクリーム並みの濃密さ!ミルクエクソソームがムチッとした肌を叶えてくれます」(松本さん)

「ゆるみやハリの根本にアプローチしてくれる美容液。話題の成分であるエクソソームの研究に注力して、独自のミルクエクソソームを開発し配合したとのこと。テクスチャーが、まるでやわらかいクリームのように濃厚で、狙ったところに留まってくれます。しっかりとした膜感があるので、夜、使用しています。朝起きたときのムチッとした肌感は、心強い仕上がり」(松本さん)
「まさに私が目指す、時間をかけずに顔印象を変えてくれるクリームです」(松本さん)

「たるみやほうれい線といった顔の下半分に表れるエイジングサインは、SK-II独自の研究で頬上部にハリの指標となる“ハリの頂点”を見出し、この頂点が上にあると若々しく見えるということがわかったそうです。新しくなったスキンパワーのクリームは、このハリの頂点に着目し、頂点を上向かせて、ハリにアプローチしてくれます。感触は従来のものよりコクがあってクリーミィなのにとてもなじみがよく、ベタつかずすべるようになめらか。マッサージも一緒にすると、より速くハリ感がアップし、ふっくらとしたハリのあるイキイキとした顔印象に。ハリの頂点が上向いた、と感じられます」(松本さん)
今季は、かつてないほどスキンケアアイテムが豊作です。手応えを感じやすいアイテムで、気持ちまで上向きになるようなケアを楽しんでください。
※掲載している商品の価格は、すべて税込です。撮影はご本⼈によるもので、商品はすべて私物です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子