2025年9月に行われたニューヨークファッションウィークに登場し、ノンシャランなのに洗練された着こなしが注目を集めていたギリシャの「マリア=オリンピア王女」。トレードマークであるブロンドストレートの“ブラントボブ”が引き立てる美貌で、Z世代のロイヤルのなかでもとびきりモードな存在感を放つイットガールです。ニューヨーク生まれ、ロンドンで育ち、スイスに留学、ニューヨークの大学で学ぶ…という国際的なバックグラウンドや、SNSでの発信される多拠点なライフスタイルも今っぽい、29歳の最新スタイルを紐解いていきましょう。
■1:旬のパジャマスタイルをスネークの足元でクラスアップ

2025年9月9日にニューヨークで行われたブランドン・マクスウェルのショーに到着。オーバーサイズのギンガムチェック柄のシャツとボクサー風ショーツのセットアップを着用。足元は スネークスキン柄のミュールを選び、エッジーなエッセンスを加えてモード感を演出しています。気軽に纏えて涼しく、軽やかなセットアップはスウィッチシーズンに重宝するアイテム。小物で切れ味を加え、大胆なミックススタイルに仕上げるのがおしゃれに見せるコツです。
■2:ボブ&ミュートメイクでクラシカルなドレスを現代的に演出

2025年3月8日にフランス・パリにあるパレ ド トーキョーで行われたショーに出席。スモーキーなトーンの繊細なワンピースがロマンティックなムード。フレアに広がるスカートでフェミニンなシルエットです。この秋冬、注目を集めるレースはシックなカラーでも上品で華やか。落ち着いたひざ下丈がドレスアップな雰囲気を高めます。
■3:ランチにはこなれ感漂うリッチカジュアルで登場

イギリス・ロンドンで開催されたポピー・デルヴィーニュ主催のバレンタイン・ランチに出席。「ケイト」のデニムにグレーのポロニットを合わせ、レースアップシューズで仕上げたミニマルでリラックスしたカジュアルスタイルです。ジュエリーはなし、の潔さがこなれ感を加速。ニットはウエストインでバランスよく。ブラックのネイルが小粋に効いて、シンプルだけれど垢抜けた装いを完成。
今回は、ギリシャの「マリア=オリンピア王女」の洗練コーデをご覧いただきました。最も魅力的なシングル、とも呼ばれ、インフルエンサーとしても存在感の強い王女。ただ“王族”という地位だけではなく、自らファッションを学び、活動する現代的なプリンセスのスタイルにこれからも注目です。
関連記事
- シーズンらしさをひと匙!オランダ「マキシマ王妃」の端境期ルック3選【ロイヤルセレブの最新スタイル】
- スウェーデン「ヴィクトリア皇太子」流華やかフローラルコーデ3選【ロイヤルセレブの最新スタイル】
- 75歳に!元祖体育会系ロイヤル、英国・アン王女のアイコニックなブルーの装い3選【ロイヤルセレブの最新スタイル】
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子