襟とボタンがデザインされていることから、きちんとさとともに軽快さが演出できるポロニット。ベースにトラッド感もありながら、切れのいいモードさも十分なアイテムなので、ぜひ秋のおしゃれに取り入れてください。
■1:パトリシア・ウィルシュクは…シックな配色ならリッチ感とともに軽快さが際立って

インフルエンサー兼、美術史家としてドイツで活躍するパトリシア・ウィルシュク。2025年8月末にデュッセルドルフでキャッチされた日は、ポロニットとパンツをグレーでまとめベージュのケープを羽織っていました。ベージュとグレーの色合わせは落ち着いた秋の雰囲気十分に、クラス感をアピールできます。ポロニットは襟とボタン付きで単に平坦に見えず、軽快な印象に。ボタンを上まで閉めていても襟元から白いTシャツをのぞかせているので、清潔さと同時に抜け感を強調できます。このほんの少しの技ありアレンジによって、シンプルながらワンランク上のおしゃれができ上がり、さすがです。
■2:カリン・テイグルは…印象的なボーダーは個性派デザインのボトムで旬モードに

インフルエンサーであり、ファッションブランドも手がけるカリン・テイグルは、2025年8月半ばにベルリンでスナップされていました。赤をベースにしたポロニットに黒パンツを組み合わせて登場。ボタンを開けてアクティブさを印象づけた着こなしアレンジと赤、黒、アイボリーという3カラーのインパクトあるミックスによって、スポーティなムードを演出しています。単にカジュアルなだけに見えないのは、ボトムに凝ったデザインのパンツを投入してモードにまとめているから。ウエストからドレープを寄せてふんわりしたシルエットをつくるパンツなら、ワンランク上の技ありのモードカジュアルが完成。切れのよさとリラックス感が同時に漂う、今っぽいコーディネートに仕上がっています。
■3:アレクサンドラ・ゲランは…ジャケットのインに色を差して切れよくハンサムさを演出

スタイリスト、アレクサンドラ・ゲランがファッションウィーク中のパリで見かけられたときの着こなしです。深いグリーンのポロニットにグレーのジャケットを羽織り、白いパンツをはいていました。ポロニットはコンパクトサイズ&ショート丈にして着ていて、ヒップ下までくる丈のジャケットとメリハリがついて。スタイリッシュです。ウエストをちらっとのぞかせたアレンジとともに、白いパンツがヘルシーさの決め手に。上半身はメンズライクな色合わせなのに対し、パンツのクリーンな白が明るさを加えて着映えを発揮しています。まさに大人が目指したい、スタイルアップして見えるスポーティスタイルです。
ポロニットを秋らしく着こなした3人のスナップにスポットを当てました。パンツスタイルに取り入れて、軽快なスポーティカジュアルを楽しむときの主役的存在といえます。スナップを見習って、秋のおしゃれに活躍させましょう。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀