“食卓のダイヤモンド” を堪能する季節が到来!魅惑のひと皿から調味料、焼き菓子まで──満たされる瞬間を求めて「トリュフ」、その奥深き世界

キャビア、フォアグラと並び、世界三大高級食材のひとつ、トリュフ。芳醇な香りと味わいで、古くから多くの人々を魅了してきた憧れの食材は、記念日やハレの日にふさわしい魅惑の料理として、進化し続けています。そんなトリュフの最も美味なる食べ方を追求した麗しいひと皿と、日々楽しめる名品をご紹介します。

「エネコ 東京」の有機卵とトリュフ

「エネコ 東京」の有機卵とトリュフ
トリュフの風味と濃厚な卵のうま味がとろりと広がる

「有機卵とトリュフ」はディナーコース¥29,700で提供される定番のひと皿。秋のコースに登場することもある「森のギネス」は、予約時に確認を。

卵×トリュフ。黄金の組み合わせをワンスプーンで

スプーンの上にはトリュフソース入りの卵黄がぷっくりと。インパクト大のひと品は、この店のシグネチャーディッシュ。卵黄から注射器で中を抽出した後、そこにトリュフソースを注入して完成というプレゼンテーションも特別感があります。

トリュフのコクとうま味が溶け出したソースは程よく温かく、新鮮で味の濃い卵黄と口の中で溶け合ってひとつに…。まるでトリュフのだしを味わっているような感覚です。

古くから愛されてきた卵×トリュフのペアリングを小さなスプーンに凝縮した驚きの料理は、スペイン・バスク地方出身のシェフの祖母との思い出の味からインスピレーションを得たのだそう。新感覚の味わいをぜひ。

「エネコ 東京」の森のギネス
 

「森のギネス」もトリュフを使ったひと品。トリュフのオイル漬けとポルチーニとエリンギのスープ&エスプーマ。3層でトリュフときのこのうま味を凝縮したパンチのきいた味わい。

【店舗情報】「エネコ 東京」

ENEKO Tokyo(エネコ トーキョー)の店内
 
  • ENEKO Tokyo(エネコ トーキョー)
  • 住所/東京都港区西麻布3-16-28 TOKI-ON西麻布
    TEL/03-3475-4122
  • 営業時間/12:00〜15:00 18:00〜22:00
  • 定休日/月曜、火曜休(祝日の場合は翌日休館)※ランチは土・日・祝のみ営業 要予約

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※価格、内容は2025年9月12日現在のものです。すべて税込みです。別途サービス料がかかる場合があります。

PHOTO :
長谷川 潤、篠原宏明
EDIT&WRITING :
田中美保、奥山碧子(Precious)